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F-21 タッチパネル・フォーラム 日・英
終了

1兆円市場を射程に捉えた,タッチ・パネルの技術と市場を読む
~技術の全体動向から,注目のトピックスまでを詳説~

日時:11月11日(木) 9:30~16:00

(休憩 12:00~13:30)

会場:アパホテル 第1会場

〔座長〕 タッチパネル研究所 三谷 雄二

マルチタッチ,大型化,薄型・軽量化,耐久性向上などを実現した“新世代タッチ・パネル”がこの1~2年で相次いで登場する。このような新世代タッチ・パネルは,機器を差異化する切り札となる。また,ケータイやゲーム機,テレビといった機器だけでなく,オフィスや家の壁やテーブルに,タッチ・パネルが組み込まれる日もそう遠くないかもしれない。本フォーラムでは,タッチ・パネルの用途に新たな広がりをもたらす決め手となる,マルチタッチ,大型化,薄型・軽量化,耐久性向上などの,タッチ・パネルの技術進化について詳細に解説する。

  • 鈴木 大輔

    今後の入力デバイスに期待すること

    NTTドコモ

    鈴木 大輔

    1994年に電機メーカに入社後、業務用携帯端末やPOS端末のディスプレイ及びタッチパネルのデバイス設計開発業務に携わる。

    その後、品質や購買業務も経験し、2001年より携帯電話のデバイス設計開発および品質、購買を担当。

    2010年よりNTTドコモにて、携帯電話の新規デバイス戦略の策定業務を担当。

    ケータイの進化は多くの人たちの暮らしを変え、なくてはならない存在にまでなりました。この先モバイル技術は、私たちの生活やビジネスをどのように変えていくのでしょうか。

    これまでの入力デバイスに対して要望してきたことを振り返りながら、今後の世界観を想定したこれからの入力デバイスへ期待することを挙げたいと思っております。

  • 三谷 雄二

    タッチパネルの最近の開発動向

    タッチパネル研究所

    三谷 雄二

    1964年北海道大学 理学部 物理学科 修士
    同年帝人株式会社 入社
    1978年透明導電性フィルムを開発
    1985年抵抗膜式タッチパネルを開発
    1998年株式会社 タッチパネル研究所 創設

    アップルの携帯電話“iPhone”やパネルPC”iPad” 、マイクロソフトのテーブルコンピュータ“Surface”など話題になる製品が次々に開発され、タッチパネルの可能性は無限に広がっている。従来は抵抗膜式、静電容量式、光学式、超音波式などのタッチパネルがこの業界を牽引していたが、投影型静電容量式や赤外線カメラ式など新しい原理のタッチパネルが開発され、従来出来なかったマルチ入力が可能になり、ジェスチャーで簡単に操作できるようになった。また、市場が拡大し大手の液晶、カラーフルタやICメーカなどがタッチパネル業界に参入し、業界は激変した。

  • 御子柴 均

    タッチパネル用透明導電性フィルムの開発技術

    帝人化成

    御子柴 均

    (1)学歴
    1975年3月東北大学大学院工学研究科 修士課程修了
    2010年3月東洋大学大学院工学研究科 工学博士号取得
    (2)職歴
    1975年4月帝人株式会社に入社
    2006年7月帝人化成株式会社に転籍 現在に至る
    (3)研究歴

    高分子基板上に形成した透明導電層の特性に関する研究、フィルム液晶用やタッチパネル用等の透明導電性フィルムの開発。

    (4)専門分野

    スパッタリング法による薄膜形成技術、塗工法による薄膜形成技術

    タッチパネルには種々の方式があり、従来抵抗膜方式が主流であったが、最近静電容量方式が増加して来た。タッチパネル用途の拡大により、タッチパネル用透明導電性フィルムに対する要求特性が高度になった。本講演では、抵抗膜方式タッチパネル用透明導電性フィルムための高度なアンチニュートンリング技術(高精細ディスプレイ、筆記耐久性向上への対応)、インナー型タッチパネル用基板(屋外用途への対応)、および静電容量方式タッチパネル用透明導電性フィルムのためのITOパターンの不可視化技術について紹介する。

  • Geoff Walker

    コンシューマデスクトップおよび大型映像におけるタッチ技術

    NextWindow

    Geoff Walker

    1999年の間、富士通における全てのペン&タッチタブレット製品の設計に従事。また、Handspring社にて、同社初のカラーPDAおよびTreoスマートフォンの原型開発を担当。Handspring社退職後、自らコンサルティング会社(Walker Mobile)を設立し、タッチスクリーン、モバイルディスプレイ、モバイルコンピュータ分野を中心に7年間活躍した。その後、Tyco Electronicsのビジネスユニットの一つであるElo TouchSystemsにて、プロダクトマネージメントおよび事業開発部門担当のグローバルディレクターを務めた。

    Windows 7の登場、及びその他の家電製品におけるタッチインタフェースの普及により、コンシューマ向けPC(15~30インチ)におけるタッチパネルの採用が現在増加傾向にある。また、大型ディスプレイの生産コストが下がり、また大型ディスプレイ・アプリケーションの豊富さが相まって、近年大型仕様(30インチ以上)のタッチパネル市場は、著しい成長をみせている。デスクトップ及び大型タッチパネル市場で、現在使用されているタッチテクノロジー、アプリケーション、および市場の成長をけん引する要因に焦点を当て解説する。

  • Olivier Juvanon

    マルチタッチを超えて:急成長のタブレット市場におけるタッチパネルメーカーの新しい課題

    Stantum社

    Olivier Juvanon

    日本での16年に及ぶテクノロジー関連の経験を活かし、Stantnum社にセールス、マーケティング、技術などさまざまなスキルをもたらしたOliver Juvanon氏。Stantum社入社前は、Genworth Japanで業務事業部長を務め、アプリケーションやサービスの開発に貢献した。また、Gemplus(現Gemalto)において、3Gモバイル向けのSIMカードを中心にテクニカルマーケティングを担当し、日本、および韓国の事業者による3G展開時には同社の地位向上を後押しした。

    フランス、ブルターニュ電気通信国立大学にて工学学位取得。

    2007年以降、タッチスクリーン業界では劇的な変化が起こっている。しかし、消費家電製品、具体的に述べると、新しいタブレットデバイスにおけるタッチベースUIの導入はまだ初期段階であり、多様な市場機会が期待できる。特に、何においてもコンテンツ制作が最優先される市場向けに新しいタブレットが開発されつつある。このようなアプリケーションでは、手書きキャプチャ機能を犠牲にすることなく、マルチタッチエクスペリエンスをフルに実現するなど、タッチソリューションで見られた使いやすさの課題に取り組んでいる。

  • 鵜飼 育弘

    タッチパネル機能内蔵型ディスプレイの現状と将来展望

    Ukai Display Device Institute

    鵜飼 育弘

    1968年ホシデン(株)入社 1979年からトップゲート型a-Si TFT-LCDのR&Dおよび事業化に従事。ボーイング777のコックピットに世界で初めてTFT-LCDが採用された。

    1999年ソニー(株)入社 LTPS TFT-LCDの量産立ち上げに従事。2002年からモバイルディスプレイ事業本部 技術企画担当部長。コーポレートR&Dディスプレイデバイス開発本部 液晶技術担当部長。Chief Distinguished Engineer 2004年にTFT-LCD部材のIn-Cell化を学業界に提唱した。

    2008年ソニー退職。現在に至る。ディスプレイ関連の技術コンサルタントをする傍ら、学会活動、セミナー講師、学会誌および専門誌に関連技術の執筆活動をしている。東京工業大学工学博士

    タッチパネル機能内蔵のディスプレイとして、In-Cell型およびOut-Cell型のTFT-LCDについて述べる。

    まず、Out-Cell、On-Cell、In-Cellの定義を明確にし、各々のデバイス構造を示す。内蔵型タッチパネルとして、静電容量式、光学式、抵抗式の開発実用化事例を紹介する。また生産上の課題についても触れる。各方式の特徴比較をするとともに将来の展望についても語る。

同時開催: Green Device 2010

基調講演

FPD International フォーラム 2010

Green Device フォーラム 2010