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FPD International 2011 ~ フラットパネルディスプレイの総合技術展 ~

2011年10月26日(水)~28日(金) 10:00~17:00 パシフィコ横浜 日経BP社

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FPDI Forum

FPD International フォーラム 2011

有機EL

B-01 有機EL/大型パネル

有機ELパネル、大型化の可能性を探る

~各社の技術の選択から、今後の開発トレンドを読み解く~

日時: 10月26日(水) 10:00~12:30
会場: パシフィコ横浜・ 会議センター 3F
  • 有機ELディスプレイ向け高性能酸化物TFTの開発

    有機ELディスプレイのバックプレーンとなる薄膜トランジスタ(TFT)には、電流駆動に耐える高い信頼性、優れた均一性、高い移動度がその特性として求められる。アモルファスシリコンTFTや低温ポリシリコンTFTに対する酸化物TFTの利点と課題について論じ、最も大きな課題であったTFTの信頼性に対しては、ソニーで開発した高信頼性技術を紹介し、バイアス・熱・湿度・光に対する不安定性については解消しつつあることを解説する。また、高精細化に対応しやすく輝度ムラに対して効果的な自己整合型TFTについて紹介する。

    廣升 泰信 氏

    ソニー

    コアデバイス開発本部 有機ELディスプレイ事業開発部 DE

    廣升 泰信

    1991年より、日本アイ・ビー・エムにて液晶ディスプレイ向けTFT要素技術開発および製品設計を担当。2004年よりソニーにて有機ELディスプレイ向けTFTの開発に従事。

  • 近年の有機ELの技術動向からみる大型化へのアプローチ

    この数年来、有機ELの産業化は順調に立ち上がりを見せている。本稿ではおもに2010年から2011年にかけて発表された有機ELに係わる技術を「ディスプレイ」と「照明」に分けてとりまとめ、有機材料・デバイス・プロセスの観点で技術トレンドを俯瞰する。

    松波 成行 氏

    九州大学

    最先端有機光エレクトロニクス研究センター 特任教授

    松波 成行

    1998年 北海道大学大学院地球環境科学研究科修了。博士(地球環境科学)。

    2003年 ソニー株式会社。 主に材料開発からデバイス開発に従事。

    2010年 九州大学・最先端有機光エレクトロニクス研究センター。内閣府最先端研究開発支援プログラム「スーパー有機ELデバイスとその革新的材料への挑戦」(中心研究者:安達千波矢教授)の研究・技術全般にわたる研究企画を担当。

  • 有機ELディスプレイ市場 ―小型は普及した、次の一手は!―

    スマートフォンの登場で小型有機ELディスプレは急速に普及した。進化が進む液晶に対抗してキラ―アプリケーションを探しに難航したが、タッチパネルの登場で生き返った。超大型サイズはパッシブ有機ELのタイリングと言う斬新なアイデアで新境地を開拓中。残るはテレビ、,次の一手の課題を斬る。

    増田 淳三 氏

    IHSアイサプライ・ジャパン

    京都オフィス ディレクター、ディスプレイ

    増田 淳三

    旧松下電器産業にて電子デバイスの開発等を経てディスプレイデバイスのPC/TV向けマーケティングを担当(米国駐在10年)。1997よりスタンフォードリソースにてディスプレイ市場分析を担当、M&Aを経て現在に至る。

B-02 有機EL/塗布型

性能が急速に向上、期待が高まる塗布型有機ELパネル

~高精細化、低電力化、高画質化が著しく進展~

日時: 10月26日(水) 14:30~17:00
会場: パシフィコ横浜・ 会議センター 3F
  • 高画質有機ELディスプレイ向け印刷技術

    有機ELディスプレイは、高コントラスト、広色再現性、高速応答性等の優れた性能から、高画質ディスプレイとして、その応用範囲を広げている。また、最近の材料特性の目覚ましい進歩から印刷を用いた有機EL製造技術が注目を集めている。印刷技術は生産性が高く、大型化や高精細化が容易でディスプレイ製造プロセスとの親和性も高く、有機EL本格普及のキーテクノロジーとして期待されている。本講演では、最近の有機EL印刷技術の俯瞰し、その可能性について議論する。また、ソニーの取り組みについてもあわせて紹介する。

    平野 貴之 氏

    ソニー

    コアデバイス開発本部 ディスプレイデバイス開発部門 統括課長

    平野 貴之

    1993年大阪大学大学院修士課程修了、同年ソニー入社。1998年より、有機ELディスプレイの開発に従事。2007年に27インチ有機EL-TV試作機の開発に成功し、SID’07においてDistinguished Paper を受賞。

  • Novaledの低分子技術 PIN-OLEDとハイブリッド素子

    有機発光ダイオード(OLED)はディスプレイおよび照明の分野で大きな可能性を持っていることがわかった。商品化成功のカギとなるのは性能の高さである。 Novaled 社のPIN-OLED技術では、非常にパワー効率の高い長寿命なOLEDをつくるために新しい有機ドーパントを使用する。 ここではディスプレイや照明機器におけるPIN-OLEDの有用性を紹介する。また新しい統合的なアウトカップリング技術の開発の最新状況についてもふれる。 Novaled の技術はハイブリッド高分子有機ELデバイス素子(POLED)の改善にも用いることができる。 正孔輸送側のポリマー層と発光層を有機電子輸送側の低分子層と結合させたディスプレイ用ハイブリッドP-OLED開発の最新状況について報告する。 青色ハイブリッドP-OLEDの実験結果も紹介し、無機材料の陰極を用いた標準的なP-OLEDと比較する。

    Philipp  Wellmann 氏

    Novaled

    Head of Customer Support Asia

    Philipp Wellmann

    Philipp Wellmann 博士はドイツのTechnical University of Darmstadtで材質科学を、スウェーデンのChalmers University of Technology in Gothenburgで先端材料学を学んだ。 PIN- OLEDの安定性と寿命についての研究で、ドイツのNovaled and the Technical University of Dresdenで博士課程を修了した。 2004~2008年ドイツのドレスデンにあるNovaled 社の物理グループにカスタマー・プロジェクト・マネジャー兼研究科学者として勤務。 現在は東京にあるNovaled 社日本オフィスでカスタマー・サポート・アジア長の任に就いている。

  • 低コストなOLED製造を可能にする溶液印刷技術

    溶液塗布法によって、廃棄材料が減るとともに大型ガラス基板の製造が可能になることで、アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)の製造コストを大幅に抑えられる可能性がある。DuPont社の溶液加工方法は低分子OLED材料の優れた性能の上になりたっている。コスト上の優位性は溶液塗布法によるOLED層の積層化が可能になることで達成される。クリーンルーム内で溶液膜に耐性のある材料を作ることによって、DuPont社は印刷による優れた電気性能を持つ素子の製造を可能にした。最初にブランケット層をスロットダイコーティング法によってアクティブマトリクス・バックプレーン上に連続して積層する。赤緑青(RGB)のサブピクセルをノズルプリンターを使った印刷でパターン形成する。このとき高速で動くノズルから次々と溶液が噴射されピクセルが生成されていく。この方法で印刷塗布処理されたAMOLEDは、市販の真空蒸着法を用いて作られたAMOLEDやアクティブマトリクス式液晶ディスプレイ(AMLCD)と比べ遜色ない、あるいはそれ以上のピクセル間およびピクセル内の輝度の均一性を示している。塗布法で作られた素子の優れた溶液の均一性についてのデータを紹介する。

    Marie B O'Regan 氏

    DuPont Displays

    Technology Director

    Marie B O'Regan

    学歴:

    アイルランドのUniversity College, Dublinで化学の理学士号(優等)取得

    アメリカのマサチューセッツ工科大学で無機化学の博士号取得

    職歴:

    1992~1994年:Eastman Kodak Companyの研究科学者

    1994~1998年:Eastman Kodak Companyのシニア研究科学者

    1998~2000年:UNIAX Corporationのプログラム・マネジャー

    2000~2003年:DuPont Displays社のプラスティック・ディスプレイ・プログラムのマネジャー

    2003~2005年:DuPont Displays社のフルカラー・アンド・アクティブマトリクス・グループのマネジャー

    2005~現在:DuPont Displays社のテクノロジー・ディレクター

B-03 有機EL/有機EL材料

低電力化、長寿命化、高画質化のカギ握る有機EL材料

~蛍光、リン光、高分子の技術進化を読む~

日時: 10月27日(木) 10:00~12:30
会場: パシフィコ横浜・ 会議センター 3F
  • 青色蛍光発光材料の進展、及び有機ELアプリケーションへの適用

    出光興産における有機EL材料の開発経緯ならびに最新の開発状況を報告する。蛍光材料に関しては、新規純青ドーパント材料の開発と共に、発光層中において三重項励起子から一重項励起子を生成する技術を適用することにより(EEL材料)、発光効率の改善を実現した。また、赤緑燐光材料に関しても、ホスト材料のキャリア輸送性の最適化により高効率化、長寿命化を実現したので併せて報告する。さらに、これらの性能向上した発光材料を適用したフルカラーディスプレイ用トップエミッション構造素子の性能を紹介する。

    加藤 朋希 氏

    出光興産

    電子材料部 電子材料開発センター EL材料開発グループ 主任

    加藤 朋希

    1995年 京都大学大学院工学研究科 卒業

    2007年 出光興産株式会社 入社

    電子材料部にて有機EL材料の開発に従事。主に、分子設計及び材料合成を担当

  • 白色燐光 有機LEDと明るい未来

    有機発光ダイオードが消費者の関心を集めている。OLEDを使用したスマートフォンがまもなく世界の市場に登場する。主要な見本市では、目を見張る視覚体験を可能にするOLEDテレビの試作品が紹介されるだろう。当初のOLED開発への関心はディスプレイとしての用途に集中していたが、現在はリン光OLEDを使用することで、エネルギー効率のよい固体素子照明への応用が検討されている。今、照明機器開発は分岐点に立っている。白熱電球がその環境負荷の高さから生産が中止される一方で、コンパクト蛍光灯は視覚的訴求性に限界があると同時に、水銀が使われているために住居用照明として使用するには安全性に不安がある。無機LEDもOLEDもこうした従来の照明技術に変わる安全でエネルギー効率のよい照明の実現を可能にする。ここでは、白色光源として近年めざましい速さで改善が進むリン光OLEDの性能に注目し、将来の課題について議論する。

    山本 均 氏

    ユニバーサル ディスプレイ コーポレーション

    PHOLED 応用技術開発 主席リサーチエンジニア

    山本 均

    現在、米ユニバーサルディスプレイ(UDC)にて、燐光有機発光素子(PHOLED)応用技術開発部の主席リサーチエンジニアとして活躍中。2003年にUDCに従事する以前は、サムスンSDIとサムスンNECモバイルディスプレイにて、リサーチマネージャーとして、主に有機発光素子(OLEDs)の研究開発や量産に従事した。1993年に東京農工大学、材料システム工学部にて学士、1995年に物質生物応用化学科にて修士号取得した後、カシオ計算機に(1996-1999)従事した。現在までに著書、共著あわせて40以上のOLED関連の出版や特許出願を行っている。

  • 高分子発光材料の最新技術動向と今後の展望について

    種々の塗布法が適用可能な高分子発光材料は、プロセスの簡易性・シンプルな構造等の点で、有機ELディスプレイ用材料として大きく期待されている。本講演では、高分子発光材料の最新開発動向を解説し、更に高効率・長寿命に向けた取り組みと成果について紹介するとともに、ディスプレイへの適用を踏まえた今後の見通しについて解説する。

    山田 武 氏

    住友化学

    筑波開発研究所 有機EL材料開発グループ グループマネジャー

    山田 武

    1992年3月 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 卒業

    同年4月   住友化学工業株式会社に入社、機能開発研究所にて高分子加工・物性の研究に従事

    2003年7月 同 筑波開発研究所に異動、高分子有機EL材料の開発に従事

    Dow Chemicalの有機EL部門の買収、CDTの子会社化に関する業務の後、研究グループマネジャーとして材料開発・デバイス開発に従事し現在に至る。

B-04 有機EL/中小型パネル

スマホで急成長、タブレットも射程に捉えた中小型有機EL

~主要パネル・メーカーの戦略を探る~

日時: 10月27日(木) 14:30~17:00
会場: パシフィコ横浜・ 会議センター 3F
  • 透明AMOLEDの開発で競合するバックプレーン技術とタッチスクリーン機能

    近年、アクティブマトリクス有機ELディスプレイ(AMOLED)はフラット・パネルディスプレイに適した様々な利点をもつことから広く関心を集めている。さらにその特性によって、フレキシブルあるいは透明なディスプレイといった多くの新しい用途や市場への参入の可能を秘めている。本講演では、透明AMOLEDの開発と試作品について、二つの競合するバックプレーン技術に注目して検討する。一つ目はタッチスクリーン機能搭載の2.4インチの透明AMOLEDで、酸化物半導体ベースの薄膜トランジスタ(TFT)を採用している。高い透明性と解像度を同時に実現できたのは、TFT、OLED、タッチセンサーの材料となっているほとんどの物質のバンドギャップの広さによるところが大きい。二つ目は6インチの透明AMOLEDで、固相成長法(SPC)による多結晶シリコンTFT形成技術によって実現可能となった。エキシマ・レーザー・アニール法(ELA)で形成された多結晶シリコンTFTと異なり、SPC多結晶シリコンTFTのAMOLEDにはレーザームラがなく、画素設計を最大限シンプルに保てるため、高い口径比と透明性が得られる。

    Yusin  Lin 氏

    AU Optronics

    Large Size OLED Technology Division Director

    Yusin Lin

    Yusin Lin は現在AU Optronics 社の大型OLED技術部署のディレクター。1999年にAUOに入社し、TFT-LCD 工場の副工場長を経てOLED技術開発部署に配属された。

    AUO入社前は、Trace Storage Technology 社で高密度磁気記録媒体とそのキャラクタリゼーション法の開発に携わっていた。 1994年、物理学修士号をNational Taiwan Universityで取得。

  • 自動車用有機ELディスプレイの現状と今後

    パッシブOLEDは、2002年の弊社Defi-Link-Displayに車載で初めて採用して以来、車載・民生分野の採用が拡大している。弊社のパッシブOLEDはGlobalNO-1長寿命との信頼を得ており、Daimler Eクラスには、2009年の発売以来、全モデルに標準装備されている。今後の車載用モノカラー仕様のDISPLAYには、優れた性能を有しており、LCDからの置き換えを狙った商品開発に注力しており紹介する。AMOLED・OLED照明も今後の技術として取り組んでいる。

    石田 富平 氏

    日本精機

    ディスプレイ事業部 副事業部長  兼 ディスプレイ営業部長 執行役員

    石田 富平

    1967年 日本精機(株)入社。設計3年の後、営業部に異動。農機・舶用・建機→モーターサイクル営業課長→自動車営業部長→民生営業部長を経て2006年3月からディスプレイ事業部発足により、異動。執行役員現在に至る。

  • 加速する韓国有機EL産業

    加速する韓国有機EL業界の最新情報を紹介。

    今や、携帯用有機ELパネルで全世界シェアの95%以上を独占しているSMD。それに関わっている韓国の装置、部品、材料メーカーまで、韓国の有機EL業界は、更なる投資を続け、その心臓部になるといわれる天安工場の動きが慌しさを増している。

    LCDビジネスでは苦しんでいる韓国FPD業界だが、有機ELに全てをかけている印象さえある。それは韓国のFPD産業を更なる発展に導く正しい選択になるのだろうか。その実態に迫る。

    金 桂煥 氏

    ディスプレイバンク

    日本事務所 常務/日本事務所代表

    金 桂煥

    1967年ソウル生まれ。1994年漢陽大学卒業後、IT系企業で活躍。 

    2004年来日し、日韓産業情報交流サイトで半導体、ディスプレイ、太陽電池に関わる日本の先端素材産業を韓国の電子業界に紹介するなど電子産業専門のコメンテーターとして活動のほか、日韓文化交流のブログや新聞コラムの掲載も多い。

    2007年から、ディスプレイバンクのシニアアナリストとして、光学フィルム、太陽電池、LED市場を専門的に担当。

    2009年からディスプレイバンク日本事務所代表 兼 本社常務取締役

    国内の各種セミーナの講演活動多数。

B-05 有機EL/フレキシブル

機器の形を変える、曲がる有機ELパネル

~有機TFTや酸化物半導体TFT方式が名乗り~

日時: 10月28日(金) 14:30~17:00
会場: パシフィコ横浜・ 会議センター 3F
  • フレキシブル有機ELディスプレイの現状と展望

    新規なディスプレイとして大きな期待を集めている有機ELは、携帯端末向け中小型デバイスとしての地位を確立したと言える。コントラストの良い美しい画質と薄型形状は市場でも好評である。しかしながら、液晶ディスプレイの性能向上も目を瞠るものがあり、有機ELのさらなる性能向上と独自性の追求は必須である。有機材料を主体として構成される有機ELの究極の姿が、フレキシブルデバイスにあることは、衆目の一致する所である。早くから、フレキシブル有機ELの開発は活発に行われ、多くの試作例がある。しかし、有機ELの信頼性、フレキシブル基板、組み合わせるTFT、そして低コストな生産プロセスなど課題は山積している。ここでは、これらの現状の課題の整理と、克服へ向けた取り組みを紹介する。

    當摩 照夫 氏

    技術コンサルタント

    當摩 照夫

    1947年 東京生まれ。

    1970年 早稲田大学理工学部物理学科卒。パイオニア(株)入社    

    1993年 この頃より有機ELディスプレイの研究に参加。

    1996年 4月より、有機ELディスプレイ事業化プロジェクトのリーダー として東北パイオニアに移動。

    1997年 11月、世界で初めて緑色の256x64ドットマトリックスディスプレイの量産化に成功。

    2000年 6月 東北パイオニア取締役

    2005年 7月 東北パイオニア退社 、技術コンサルタントとして独立、現在に至る。

  • 有機TFTで駆動するフレキシブルディスプレイ

    曲率半径4 mmで巻き取り可能な有機ELディスプレイと、同5 mmで折り曲げることが可能な 電子ペーパーについて紹介する。これらのディスプレイは、有機半導体を用いて形成した有機 TFTで駆動した。有機TFTは、柔軟性に優れ、巻き取りや曲げに対する信頼性が高いためであ る。加えて、他のTFTに比べて、形成温度が低く、塗布プロセスを活用したデバイス形成も可能で あり、プロセス面での優位性も持ち合わせている。講演では、これら有機TFTの特徴を活かして作製したフレキシブルディスプレイの現状と、今後の展望について紹介する。

    安田 亮一 氏

    ソニー

    コアデバイス開発本部 デバイスエンジニア

    安田 亮一

    2001年ソニー株式会社入社。同社フロンティアサイエンス研究所、融合領域研究所を経て、 現在、同社コアデバイス開発本部にて、フレキシブルディスプレイの開発に従事。

  • 酸化物半導体TFTで駆動するフレキシブル有機ELディスプレイ

    酸化物半導体TFTは、高移動度、低温プロセス、局所均一性の点から、フレキシブル有機ELディスプレイのバックプレーンとして有力な候補である。フレキシブルディスプレイの実用化には、プラスチック基板上に形成したTFTの駆動信頼性を確保することが大きな鍵となる。我々は、プラスチック基板上に200℃で高い駆動信頼性の酸化物半導体TFTを形成するとともに、ゲートドライバを内蔵したフレキシブル有機ELディスプレイを開発した。講演では、開発した酸化物半導体TFT駆動のフレキシブル有機ELディスプレイとともに、薄い・軽いを超えてフレキシブルディスプレイが提供する新たな価値としての入力機能についても紹介する。

    山口 一 氏

    東芝

    研究開発センター 表示基盤技術ラボラトリー 主任研究員

    山口 一

    1987年(株)東芝入社。有機・分子エレクトロニクスの研究開発に従事。

    1995年よりディスプレイの研究開発に従事。

    現在、研究開発センター表示基盤技術ラボラトリー主任研究員 兼 デジタルプロダクツ&サービス社設計開発センター参事。