※専門セッションの事前お申し込みは終了しました。当日受付も可能ですので、
 直接会議センター2Fにお越しください。
※専門セッションの当日受講料金は、1セッション28,000円です。

日/英

B-11 次世代FPD/ガラス

超薄型、曲がるディスプレイにも対応 ~ロール・ツー・ロール対応も視野に~

日時
10月31日(水) 10:00~12:30
会場
会議センター3F

詳細内容・講師について

最先端ディスプレイのカギを握る先進ガラス

Corning ローリー・ハミルトン 氏

Corning

高機能ディスプレイ部門コマーシャルテクノロジー ディレクター

ローリー・ハミルトン

フュージョン成形ガラスは、清浄な表面品質、寸法安定性、気密性に優れている。コーニングは、このガラスを通じて、より薄型軽量かつ、明るくタッチ感度に優れた画面のデバイスという大きなトレンドの進展を支えている。本講演では、まずFPD業界の多様化に焦点を当て、続いて、バックプレーン基板およびカバーとして優れた素材であるガラスが、高機能ディスプレイの性能を最大限に引き出すのにいかに役立っているか説明する。また、薄型ガラスがパネル/デバイスメーカーにもたらすメリット―大幅なコスト効率化および新たなデザインの可能性―について論じる。複数のディスプレイ新技術向けに最適化された革新的ガラスソリューションについて説明した後、最後に、ディスプレイがますます重要な役割を果たす将来の生活の中で、先進ガラスが発揮することのできる独自の役割について語る。

1993年、ハロッズバーグ工場(ケンタッキー州)のプロセスエンジニアとしてコーニングに入社。以後、同社ディスプレイテクノロジー部門にて、数々の製品および技術に関する指導的役職を歴任。
1994年~1998年、プロジェクトエンジニア、アプリケーションエンジニアおよびプロセスエンジニアリングチームリーダーとして静岡工場に勤務。ニューヨーク州の本社異動後の1999年~2001年、製品技術部門の設立に携わり同部門を統率。2002年半ば、東京にて製品ラインアシスタントマネージャーに就任。2005年より全世界の製品エンジニアリング部門を統括する。直近では、同社ディスプレイテクノロジー部門コマーシャルテクノロジーを指揮した。
2012年2月、高機能ディスプレイ部門コマーシャルテクノロジーディレクターに就任、現在に至る。
バックネル大学にて理学士号(化学工学)および文学士号(日本学)取得。ペンシルバニア州立大学工学部および同大学ウォートン・スクールにて理学修士号(工学および技術マネジメント)取得。

超薄板ガラスとタッチパネルへの応用

日本電気硝子 内田 宏之 氏

日本電気硝子

液晶板ガラス事業部 製品技術部 ・ 担当部長

内田 宏之

超薄板ガラスはガラス本来の優れた特性を維持しながら、軽量でフレキシブル性という魅力的な利点を持っている。しかし、この超薄板ガラスを用いてデバイスを製作するにはいくつかの問題がある。例えば、撓みやすく、通常の液晶製造ラインでは取り扱いが困難である。本講演では超薄板ガラスの新しい取扱い技術を紹介する。さらに、新たに開発した超薄板ガラスを用いた曲面でクリアな画質が得られるタッチパネルの試作例についても示す予定。

1982年東京工業大学修士課程修了。同年4月日本電気株式会社入社。非晶質半導体材料・デバイスの研究開発に従事。その後、カラー液晶事業部においてアレイ技術、NEC鹿児島にて液晶ディスプレイの量産、その後開発部長や、SVA-NECの技術部長を経験。2009年に日本電気硝子株式会社に移籍。現在、ガラスの新しい用途開発を担当。

ディスプレイ用特殊薄板ガラス

SCHOTT José Zimmer 氏

SCHOTT

Vice President Technical Sales SCHOTT Asia

José Zimmer

特殊薄板ガラスは、工業用および民生用フラットディスプレイを実現にする必須条件の一つです。近年、モバイル機器向けのタッチテクノロジー、そして今後ますます増えると予想される薄く、軽く、フレキシブルなディスプレイへのニーズなどの要素が新しい薄板ガラスの開発を大きく推進させています。耐久性に優れた、新しい化学強化ガラスは、一般的にスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器の保護カバーに使用されていますが、超薄板ガラスは次世代のディスプレイを成功させるカギを握っているとも言えます。フロートプロセスやダウンドロープロセスなどのテクノロジーを採用することにより、アプリケーションの要件に応じた多彩な薄板ガラスを製造できます。薄さ100um以下のガラス応用における最大の難関は、ガラス製造での制約と同時に、最適な処理テクノロジーを見つけることです。モバイルやタッチデバイスは、AF(防指紋)、キズ防止、抗菌加工など、薄板ガラス向けの高度な機能性コーティングを強力に推し進める要素にもなっています。

José Zimmerは、1998年、SCHOTT Germany入社。同社では、薄板ガラス用の熱間成形プロセスの開発を担当する。2000年、技術開発と光学ガラス開発の責任者に任命される。2005年からはアジアにおけるさまざまなテクニカルディレクターに任命される。2010年、SCHOTT Asiaのテクニカルセールス担当副社長の地位に就く。

最新ディスプレイに求められる ガラス技術ソリューション

旭硝子 渡邊 一由 氏

旭硝子

執行役員 電子カンパニーディスプレイ事業本部長

渡邊 一由

フロート成形ガラスは熱収縮率が非常に小さく、高精細化が進むディスプレイ用ガラスとして最適である。この特性はLTPS、OLED、TAOSなどデバイスの特徴を最大限に引き出す役割も果たしている。AGCは、このフロート成形ガラスをより進化させる、新たなプロセスコンセプトで現行のパネルラインで超薄ガラスの加工を可能にするなど最新ディスプレイへの提案を進めている。今回のプレゼンテーションではガラス素材に留まらず、加工技術や化学との複合技術による薄板積層や表面処理などを含め、AGCが展開するガラス技術ソリューションをご紹介する。

平成15年12月:旭硝子ファインテクノ台湾 工場長
平成23年1月 :旭硝子執行役員 電子カンパニー ディスプレイ事業本部 生産統括部長
平成 24年2月: 旭硝子執行役員 電子カンパニー技術開発本部長
平成24年10月:旭硝子執行役員 電子カンパニーディスプレイ事業本部長

日/英

B-12 次世代FPD/フィルム

ディスプレイの高性能化を担う ~パネルの表示品質や消費電力、耐久性を向上~

日時
10月31日(水) 14:30~17:00
会場
会議センター3F

ディスプレイの高性能化の担い手となっているフィルム。パネルの表示品質や消費電力、耐久性などの向上の鍵を握るパネル部材である。フィルムによって、ディスプレイの性能はがらりと変わる。本セッションでは、ディスプレイ用フィルム技術の最新動向を解説する。

詳細内容・講師について

3Mの光学フィルム技術およびソリューション提案

住友スリーエム 榛澤 文久 氏

住友スリーエム

オプティカルシステム事業部 技術サービス部 アドバンス スペシャリスト

榛澤 文久

フラットパネルディスプレイとして、スマートフォン・タブレットPC・薄型テレビなど、液晶ディスプレイが幅広く普及している。3Mでは、光マネージメント技術として、高精細表面技術および多層光学フィルム技術を有しており、液晶用輝度上昇光学フィルムは、液晶ディスプレイの高輝度化・省電力化の面で重要な役割を果たしている。
本講演では、主に中小型液晶ディスプレイ向けの薄型化、高効率化、画面品位の改善、構造安定性を実現する光学フィルムソリューションについて紹介する。

1991 東北大学大学院工学研究科精密工学専攻修了
1991 日本アイ・ビー・エム(株)入社
1991-2003 液晶バックライト、およびモジュール設計開発に従事
2003 住友スリーエム株式会社入社
2003-オプティカルシステム事業部にてLCD用光学フィルム開発

液晶バックライト用光学フィルムの最新技術

SKCハース・ディスプレイフィルムズ・ジャパン 鈴木 優 氏

SKCハース・ディスプレイフィルムズ・ジャパン

ゼネラルマネージャー

鈴木 優

液晶バックライト用の光学フィルムは種類が多く覚えにくい。拡散フィルム・マイクロレンズフィルム・プリズムフィルム・反射フィルム・反射式偏光フィルムと言われても、それぞれがどんな機能を持ち、どのような目的で使われているのかも判りづらい。何故バックライトには光学フィルムの重ね合わせが使用されているのかも不明確である。本講演では前半部分で液晶バックライト用光学フィルムの要求特性についてレビューする。次についてその構造・使用目的・製造方法を明らかにする。それぞれの分野についてSKCハース・ディスプレイフィルムズの最新の技術を紹介する。

2002年まで日本IBMにて液晶バックライトの開発を担当、2004年まで台湾奇美電子にて液晶テレビ用バックライトの開発を担当、2006年まで米国イーストマン・コダックにて液晶バックライト用光学フィルムの開発を担当、2007年よりSKCハース・ディスプレイフィルムズ・ジャパン株式会社ゼネラルマネージャー、現在に至る。電気学会論文賞(1997)、SIDベストポスターペーパーアワード(1996)、IBMテクニカルマスター(1988~2002)、米国SIDプログラムコミッティーメンバー(1998~現在)

講演タイトル未定

A-Lumen Machine

Sales Department G.M.

William Chen

日/英

B-21 次世代FPD/大画面新技術

臨場感、没入感をもたらす新技術 ~有機ELやレーザー光源で実現~

日時
11月1日(木) 10:00~12:30
会場
会議センター3F

座長 評論家、日本画質学会副会長 麻倉 怜士 氏

詳細内容・講師について

レーザーバックライト液晶TV

三菱電機 南 浩次 氏

三菱電機

先端技術総合研究所 映像入出力技術部長

南 浩次

液晶TVのコモディティ化が進む中で、バックライトに赤色レーザーを適用した液晶TV「REAL LASERVUE」(型名: LCD-55LSR3)を開発・製品化し、明確な画質差別化を実現した。従来の白色LEDを用いた液晶TVと比べ色再現範囲は1.29倍に拡大し、特に赤色の鮮やかさが大きく向上することで、一目で違いの分かる画質が得られている。本講演では、このレーザーバックライト液晶TVの特徴と技術を解説する

次世代のデジタルエコディスプレイ

米Prysm社 Hisayuki Suzuki 氏

米Prysm社

VP, Business Development

Hisayuki Suzuki

LPD(Laser Phosphor Display)は、Prysm社が開発した画期的なディスプレイ技術であり、大型のディスプレイプラットフォームです。Prysm社のすべてのデジタルディスプレイソリューションの核であり、次世代の大型デジタルエコディスプレイを代表する製品です。LPD は、レーザーエンジン、レーザープロセッサー、蛍光パネルという3つのパーツで構成されています。
LPDは、特許取得のレーザーエンジンと蛍光パネルを搭載し、低電力消費のソリッドステートレーザーで、あざやかで美しい等身大のイメージを再現します。LEDやLCDベースのテクノロジーとは異なり、LPDソリューション(LPDテクノロジーとその他のコンポーネントを含むパッケージ構成)は、ヒューマンスケールに合わせて設計されており、ベゼルのないあざやかな画質、卓越した視覚、業界最小を実現した環境フットプリントなどさまざまなメリットを備えています。他のデジタルテクノロジーと比較すると、Prysm社のLPDテクノロジーはTOC(総所有者コスト)が最も低く、優位性の高い機能、メリット、広い応用範囲を提供します。

Prysm Inc. ビジネス開発事業部副社長。慶応大学卒業。IC設計技師として、セイコーエプソン社入社。1982年、半導体事業のビジネス開発、およびテクノロジー開発のため、米国に異動。米国における半導体事業の基盤作りに貢献し、1995年までに高度なスーパースケーラCPUの特許ポートフォリオの開発に携わった。ビジネス開発事業の副社長として、Equator Technologies, Inc.に入社。日立と共同で、VLIWベースのメディアプロセッサーの開発を行う。その後、CMOSイメージセンサーのビジネスユニットのマーケティング部長として、Micron Technologies Inc.に入社し、3年間で7,800万ドルから7億5,000万ドルの収益を上げた。

LG Electronics が目指す映像の臨場感と没入感(仮)

LG Electronics Japan 土屋 和洋 氏

LG Electronics Japan

部長/C.E.商品企画&マーケティングチーム長

土屋 和洋

ホームエンタテイメントにおいて、映像の臨場感を高め、映像への没入感をさらに深めるため、LG Electronicが実現してきた数々の新しい商品や技術に関してご紹介いたします。(仮)

理工学部物理学科を卒業後、約20年に渡り、映像機器や関連商品の商品企画・開発・プロダクトマーケティングを担当。多様なデバイスでの映像商品の企画・開発の経験豊富。

日/英

B-22 次世代FPD/4K/8K映像

4K/8K映像の絵づくりに迫る ~技術者のこだわりから、ディスプレイのあるべき姿を探る~

日時
11月1日(木) 14:30~17:00
会場
会議センター3F

座長 評論家、日本画質学会副会長 麻倉 怜士 氏

4K×2Kテレビの製品化の動きが相次いでいる。圧倒的な精細度によって、奥行き感まで感じさせるディスプレイ技術だ。さらに、8K×4Kディスプレイの開発事例が増えてきた。このような超高精細ディスプレイの絵づくりに迫る。

詳細内容・講師について

五感を通じて心を震わす体験:ソニーが考える新しい映像/音響の世界

ソニー 木井 一生 氏

ソニー

ホームエンタテインメント&サウンド事業本部 統括部長
TV事業部 商品設計2部

木井 一生

ソニーが商品発表した世界最大級84V型4K対応液晶テレビ〈ブラビア〉KD-84X9000。この製品化までの道程を振り返り、ソニーが提唱する「感動」の体験つくりに向けて、〈ブラビア〉が果たす役割、高精細な大画面映像と迫力ある高音質サウンドによる「五感に届く臨場感」とその上で実現する「感性豊かな体験」のための技術イノベーションについて、総合的な取り組みの一端を紹介する。

1987年 ソニー入社。ディスプレイ事業部にて航空管制用モニター(20”x20” 2048x2048画素モニター)に従事。1996年に米国に移り、コンピューター用モニターのプロダクトマネジャー。2001年帰国後、プラズマTV設計を担当、2005年から欧州にてTV設計開発バイスプレジデント。2009年に帰国、TV事業本部副事業部長を担当後、2012年から4kx2k TVの設計部隊を率いる。

東芝が考える4Kx2Kテレビの絵づくり

東芝 山内 日美生 氏

東芝

デジタルプロダクツ&サービス社 プラットフォーム&ソリューション開発センター、プラットフォーム・ソリューション開発第一部 グループ長

山内 日美生

2011年、東芝はフルHD(1920x1080画素)の4倍の画素を持つ4Kx2K(3840x2160画素)の大型デジタル液晶テレビを世界に先駆けて製品化した。4Kx2Kテレビが持つ映像の力、それを引き出す絵づくりとは。高画質化への東芝のこれまでの取り組みとともに、4Kx2Kテレビ時代の絵づくりについて東芝の考えを紹介する。

1993年に名古屋大学大学院工学研究科電気工学修士課程修了。同年、(株)東芝に入社。イメージセンサの駆動および高画質化技術開発に従事後、デジタル液晶テレビの高画質化技術および高画質エンジン開発に従事。現在は、プラットフォーム&ソリューション開発センターにて、次世代の高画質化技術の開発グループを率いている。

145インチのスーパーハイビジョンプラズマ開発と絵づくり

パナソニック  AVCネットワークス社 中東 秀人 氏

パナソニック AVCネットワークス社

技術開発センター 技術戦略推進グループ

中東 秀人

パナソニックはNHKとスーパーハイビジョンの共同研究を行ってきた。その成果として2012年に走査線数が4,320本、画素数が3300万画素以上の145インチのスーパーハイビジョンを開発し、ロンドン五輪のパブリックビューイングで展示した。この開発の中で取り組んだ、高速安定駆動技術、微細・大型パネルの製造技術と絵作りについて、紹介する。

1988年 松下電器産業株式会社(当時) テレビ本部に入社 、ハイビジョン、PDPなどの映像信号処理、LSIの開発に従事。2005年にAVC社 DTVネットワークソリューションセンター ハード開発Gのグループマネージャーを担当。 2012年10月から AVC社 技術開発センター 技術戦略推進グループ グループマネージャーとして、現在に至る

4K×2K映像制作の実際とワークフロー

ソニーPCL クリエイティブ事業部 上谷 和照 氏 (左)
デジタルプロダクション事業部 諏佐 佳紀 氏 (右)

ソニーPCL

クリエイティブ事業部 上谷 和照 (左)
デジタルプロダクション事業部 諏佐 佳紀 (右)

近年、HDを超える高解像度映像として注目される4K×2K映像。この講演では、近年各メーカーから発表される4K映像の様々な機器(カメラ・編集機・カラーグレーダー・映像変換システム等)を使用して制作する4K映像制作の実際とそのワークフローを、これまでの高解像度映像制作の歩みと制作事例をもとに具体的に紹介する。

■上谷 和照 略歴
1985年ソニーPCL(株)入社。クリエイティブ事業部に所属し、大型展示映像など特殊映像コンテンツ制作に携わる。2005年国際博覧会「愛・地球博 グローバルシアター」(50m/W×10m/Hスクリーン)でメガビジョンコンテンツ「our planet」を製作。その後3D/4K等特殊映像のプロデュースを担当し、2011年浜崎あゆみライブ3D「A3D」で国際3D協会より「国際3Dアワード2011 Lumiere Japan」グランプリを受賞。

■諏佐 佳紀 略歴
1989年ソニーPCL入社
ハイビジョンのビデオエディターとして映画を始め博覧会、展示会などの大型映像や、愛知万博や東京モーターショーで制作されたメガビジョン作品の編集技術を担当する。
1990年からS3D作品にも関わり、編集テクニカルスーパーバイザーとして現在に至る。
2011年I3DSアウォード受賞作「A3D」編集技術担当
2010年、2012年、JPPAアウォード受賞作品編集技術担当