技術セッション

A31

液晶vs.有機EL(1)

有機ELの大型化・高画質化を加速~液晶をしのぐ優れた表示能力を生かす~

開催日時 10/25  10:00~12:30

会場 パシフィコ横浜 会議センター

■講演内容・講師について

LG OLED-TVの画質の特長とテクノロジー

OLED TV は、今年に入って、新しいディスプレイデバイスとして世界のテレビ市場でリリースされています。新しいテレビの特長や機能について紹介します。プレゼンテーションでは、WRGB OLEDの機能、画質の特長、関連する認定について述べます。また、曲率半径の設計方法や湾曲画面のOLED-TVのメリット分析についても説明します。

Kyung Jin Kang 氏

LG Electronics

TV Research Lab., TV Division, Research Fellow

Kyung Jin Kang 氏

韓国・高麗大学の電気工学科で1985年、1990年、1994年に理学士号、理学修士号、博士号をそれぞれ取得。1985年から2000年まで、韓国LGエレクトロニクスのDTVラボに在籍し、DTVセット用のDTV SoCおよびH/Wプラットフォームの開発に携わる。2005年以降は、韓国平沢市のLG エレクトロニクステレビ事業部のTV研究ラボに従事。現在は、LCD、PDP、PLED TVセットの画質向上を中心に研究を行っている。

有機ELディスプレイを進化させる新電子注入無機材料

現在、有機ELディスプレイの電子注入材料には、フッ化リチウム(LiF)や、アルカリ金属を含ドーピングされた有機材料が用いられている。しかし、これらは不安定な物質あるいは状態で使われている。我々は、低仕事関数で化学的に安定なC12A7エレクトライドをスパッタターゲットとして非晶質C12A7エレクトライド(a-C12A7:e-)薄膜を開発した。得られる薄膜は透明であり、仕事関数はおよそ3.0eVと低くかつ化学的に安定である。本講演ではエレクトライドおよび得られた薄膜の物性、有機ELの電子輸送層として用いた場合の従来材との差を説明する。

宮川 直通 氏

旭硝子

中央研究所 ガラス領域技術G セラミックス技術ファンクション 主幹

宮川 直通 氏

1993年4月に旭硝子株式会社入社。同年10月中央研究所セラミックスGに所属。~2006年までエンジニアリングセラミックスの研究開発に従事。2006~2008年までPDP背面パネルの製造開発を担当。2008年7月より本材料開発(C12A7エレクトライド)に従事。現在に至る。

フレキシブル有機ELディスプレイの最新技術

次世代の映像表示へ向けてフレキシブル有機ELディスプレイの研究が盛んであり、巻き取り可能なパネルやインプット機能を持つパネルが試作されている。フレキシブルの醍醐味は柔軟性、可搬性にあり、それを実現するには様々な技術的課題の解決が必要となる。本講演では、プレキシブルパネル作製プロセスを中心に、パターニング・印刷・塗布技術、バリア膜技術、給電・コードレス技術等と、最終的に実現されるパネル化について議論し、次世代ディスプレイの姿を明らかとしていきたい。

岡田 裕之 氏

富山大学

富山大学大学院理工学研究部

岡田 裕之 氏

1988 東京工業大学 博士後期課程修了

1988-1991.8 住友電気工業

1991.9-現在 富山大学

終了しました

ページ上部へ