技術セッション

B21

ガラス

プラスチック基板の挑戦を迎え撃つ~薄型・軽量化に加え、耐衝撃性や加工性を高める~

開催日時 10/24  10:00~12:40

会場 パシフィコ横浜 会議センター

■講演内容・講師について

ビジョンの進展: ディスプレイ業界における主要コンポーネントとしてのガラス

酸化物TFTやLTPSバックプレーンの要求性能は急速に変化しており、コーニングは迅速な対応を図っている。講演では、ディスプレイ技術の進展状況、さらに、最先端の消費者向けエレクトロニクスデバイスの実現に向けてガラス基板がいかなる進化を遂げていくべきかを検討する。続いて、より多機能で効率性にも優れたデバイスを求める消費者の声や、そうした声にコスト面を踏まえた対応策を模索するメーカーの声など、高機能ディスプレイの様々な要求性能を検証する。さらに、コーニングが発表し注目を集めた『ガラスが支える一日』の映像で描いた最先端の技術について、既に実現したもの、近い将来実現すると期待されるものを取り上げ、洞察を提供する。

ローリー・ハミルトン 氏

Corning

高機能ディスプレイ部門コマーシャルテクノロジー ディレクター

ローリー・ハミルトン 氏

1993年、ハロッズバーグ工場(ケンタッキー州)のプロセスエンジニアとしてコーニングに入社。以後、同社ディスプレイテクノロジー部門にて、数々の製品および技術に関する指導的役職を歴任。

1994年~1998年、プロジェクトエンジニア、アプリケーションエンジニアおよびプロセスエンジニアリングチームリーダーとして静岡工場に勤務。ニューヨーク州の本社異動後の1999年~2001年、製品技術部門の設立に携わり同部門を統率。2002年半ば、東京にて製品ラインアシスタントマネージャーに就任。2005年より全世界の製品エンジニアリング部門を統括する。直近では、同社ディスプレイテクノロジー部門コマーシャルテクノロジーを指揮した。

2012年2月、高機能ディスプレイ部門コマーシャルテクノロジーディレクターに就任、現在に至る。

バックネル大学にて理学士号(化学工学)および文学士号(日本学)取得。ペンシルバニア州立大学工学部および同大学ウォートン・スクールにて理学修士号(工学および技術マネジメント)取得。

超薄板ガラスとタッチパネルへの応用

超薄板ガラスはガラス本来の優れた特性を維持しながら、軽量でフレキシブル性という魅力的な利点を持っている。タッチパネルに応用する場合、超薄板ガラスはいろいろな新しい性能をもたらしてくれる。例えば、曲面やクリアな画質のタッチパネルが実現できる。さらに、超薄板ガラスを用いることで高感度のタッチパネルが実現でき、ペン入力が可能になる。超薄板ガラスを用いたデバイスの機械的強度についても触れる予定。

内田 宏之 氏

日本電気硝子

液晶板ガラス事業部 製品技術部・担当部長

内田 宏之 氏

1982年東京工業大学修士課程修了。同年4月日本電気株式会社入社。非晶質半導体材料・デバイスの研究開発に従事。その後、カラー液晶事業部において開発部長や、SVA-NECにおいて技術部長を経験。2009年に日本電気硝子株式会社に移籍。現在、ガラスの新しい用途開発を担当。

タッチスクリーンアプリケーション用薄板ガラス

タッチスクリーン製品とテクノロジーは、最近のディスプレイ市場の発展の推進力となっています。一般家電向けモバイルデバイスだけでなく、プロ仕様のタッチスクリーンアプリケーションが増え、薄板ガラスの新しい需要につながっているのです。現在のガラス材料の開発は、破壊強度や引っかき抵抗性の向上、薄板化を中心に進められています。タッチテクノロジーや関連する生産プロセスの条件に応じて、さまざまな種類のガラスが使用されています。超薄板の化学強化ガラスは、最先端の技術で開発された製品で、新たな領域にその用途を広げるものです。反射防止、防指紋、抗菌性など機能性コーティングの実用化も進み、すでに一部では大量生産化が始まっています。次世代のコーティング技術は、さまざまな機能性を組み合わせたものです。

José Zimmer 氏

SCHOTT

Vice President Technical Sales SCHOTT Asia

José Zimmer 氏

José Zimmerは、1998年、SCHOTT Germany入社。同社では、薄板ガラス用の熱間成形プロセスの開発を担当する。2000年、技術開発と光学ガラス開発の責任者に任命される。2005年からはアジアにおけるさまざまなテクニカルディレクターに任命される。2010年、SCHOTT Asiaのテクニカルセールス担当副社長の地位に就く。

最新ディスプレイに求められる ガラス技術ソリューション

フロート成形ガラスは熱収縮率が非常に小さく、高精細化が進むディスプレイ用ガラスとして最適である。この特性はLTPS、OLED、TAOSなどデバイスの特徴を最大限に引き出す役割も果たしている。

AGCは、このフロート成形ガラスをより進化させ、従来よりも更に熱収縮率の小さいAN-Wizusの量産化に成功した。また、新たなプロセスコンセプトである積層ガラスで、現行のパネルラインで超薄ガラスの加工を可能にするなど最新ディスプレイへの提案を進めている。今回のプレゼンテーションではガラス素材に留まらず、加工や評価技術及び有機材料との複合化技術や表面処理などを含め、AGCが展開するガラス技術ソリューションをご紹介する。

伊賀 元一 氏

旭硝子

電子カンパニー 技術開発本部 本部長

伊賀 元一 氏

・1981年4月 旭硝子入社 中央研究所

・1998年9月 信州大学工学部博士号取得

・2008年7月  中央研究所 生産技術開発センター 所長

・2012年10月 電子カンパニー 技術開発本部 本部長

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