技術セッション

C11

市場展望

2014年の成功戦略を探る~パネル需給の動向と業界の行方を展望~

開催日時 10/23  10:00~12:40

会場 パシフィコ横浜 会議センター

■講演内容・講師について

バリューチェーン全体の動向から占うFPD業界の行方

FPD業界においては、中国企業の飛躍が目につきます。液晶パネルは大型、中小型の両方で頭角を現し、スマートフォン、TVなど最終製品でも多くの中国企業が台頭してきました。一方で、中小型パネルではジャパンディスプレイ、LG Display、シャープのLTPS、及びSamsung DisplayのOLEDがハイエンド製品市場を支配し、化学系材料やフィルム、バックライト部材などでは日本企業の存在感も衰えていません。日・韓・台・中の4地域の企業を中心としたFPD業界は、今後どうなるのか? 短期的には需給や収益動向、主要アプリケーションの動向、長期的にはLTPS/OLEDなど異なる技術、地域ごと、最終製品ブランドごと、など、それぞれ異なる切り口で今後の動向予想をしたいと考えています。

中根 康夫 氏

ドイツ証券

株式調査部 マネージング ディレクター

中根 康夫 氏

上智大学法学部国際関係法学科卒業。大和総研で10年間アナリスト業務に従事。うち5年間は台湾台北において台湾・中国のエレクトロニクス産業の調査・分析を行なった。

2001年9月ドイツ証券入社。フラットパネルディスプレイや民生電機セクターを担当。日経BP社のWebサイトTech-Onにて「中根レポート」を連載、アジアの液晶・半導体業界に関するレポート、コメントを寄稿している。使用言語は日本語、中国語、英語。

FPD産業がスマートデジタル時代を牽引する

2014年を展望、サムスン電子とアップルのツートップの新製品がスマートデジタル時代を変革させることを考察する。同時に過去のFPD産業の財務戦略を検証しつつ、日本FPD産業復権の財務戦略を模索する。

石野 雅彦 氏

Global Investment Management

主席アナリスト

石野 雅彦 氏

山一証券経済研究所、日本興業銀行、三菱UFJモルガンスタンレー証券においてシニアアナリストを経験し、現在に至る

スマート・デバイスからTVまで、FPDの新市場考察

スマート・デバイスの躍進により、FPD市場は大きなパラダイム・シフトを迎えつつある。本講演では、FPDの製品分野ごとにキーワードを挙げて、今後の市場性を考察していく。

●ウェアラブル ~パネルから見るスマートウォッチの製品像~

●スマート・デバイス ~スマートフォン、タブレットはどこまで進化するのか~

●コンピューティング・デバイス ~タッチ搭載、2 in 1に生き残りを賭ける~

●FPDTV ~UHD/OLED/曲面、次のスクリーンの本命は?

林 秀介 氏

テクノ・システム・リサーチ

マーケティングディレクター

林 秀介 氏

東京経済大学経済学部経済学部卒業後、スズキ株式会社(四輪車・二輪車の製造および販売)を経て株式会社テクノ・システム・リサーチ入社。第2グループ・ディスプレイグループに配属。主にLCDおよびLCD構成材料を中心分野とし、その他CCD(固体撮像素子)などのデバイス、アプリケーション市場の調査に従事する。現在はLCD、有機ELディスプレイなどFPD全般、および薄型テレビマーケットを担当、FPD業界におけるネットワークをより強固なものとし、各種セミナーでの講演の他、雑誌寄稿など多数行っている。

高精細化が進むFPD市場総論

FPD市場の注目アプリケーションは、スマホとタブレットである。いずれも、大手メーカーにとっては高精細化が技術的なPRポイントとなっている。一方では、新興国需要の台頭により、低コスト化、コモディティ化の波も押し寄せてきている。高精細化・IPS化の流れは、ノート・パソコンやモニター用途にも波及しつつあり、立ち上がり及び・今後の動向が注目される。タブレット需要の急増により、ノート・パソコン市場は減少に転じているが、今後のモバイル市場はどうなっていくのであろうか?

液晶テレビ市場は近年低迷気味であるが、依然として大型化が進行しており、新サイズの出現によりサイズ間の競争が激しくなってきている、などの話題は絶えない。また、4K2K液晶テレビが2013年から中国を中心に立ちあがり、今後も50インチサイズ以上を中心に需要急増していく。その他注目点としては、中国企業の台頭、低温ポリシリコン等バックプレーン技術の動向も挙げられる。

以上のような切り口でFPD市場全般の最新動向を解説する。

田村 喜男 氏

NPD DisplaySearch

フェロー・シニアバイスプレジデント

田村 喜男 氏

1988年中央大学経済部国際経済学科卒。2000年2月、フラットディスプレイ専門調査・コンサルティング会社DisplaySearch社の副社長兼日本代表として迎えられ日本事務所を設立。前職のマーケットリサーチ会社での経験と併せて、現在に至るまで20年にわたってFPD市場アナリストとして活躍。特にLCDパネルメーカー・部材メーカーとの関係はFPD業界屈指であり、これがDisplaySearchの調査能力を世界トップの幅広い視点に高めた大きな原動力となっている。現在もDisplaySearch主要レポートの多くを監修。日本・韓国・台湾・米国など多数のディスプレイ市場セミナーに講演者として登壇しており、新聞各紙へのコメント・業界誌への執筆も多数。2005年より現職。

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