技術セッション

C21

超高精細

こだわりの「ハイレゾ映像技術最前線」~4K時代の映像技術の神髄が明らかに~

開催日時 10/24  10:00~12:40

会場 パシフィコ横浜 会議センター

■講演内容・講師について

高密度映像音響と脳活性-4K×2Kを人はどう感じるか

現状のメディアが伝達できる視聴覚情報は、自然界の実在物の情報密度に遠く及ばない。一方、人間の可聴域上限をこえる高複雑性超高周波を豊富に含む音は、中脳・間脳などを拠点とし心身の働きの基礎を担う基幹脳の全般的な活性化を導くと同時に、広範囲調節系に含まれる報酬系の活性を高め、環境から入力される感覚感性情報を一層美しく感動的に感じさせることを私たちは見いだした。加えて、4K映像をはじめとする高精細映像にも、低精細映像に比較してより基幹脳の活性を高める効果がありうることを私たちは見出している。これらの人間の生理・心理に及ぶ知見をふまえて、高密度映像音響の近未来像を考える。

仁科 エミ 氏

放送大学

教授

仁科 エミ 氏

東京都出身。東京大学工学系大学院都市工学専攻博士課程修了、工学博士。日本学術振興会特別研究員、東京大学工学部助手、大学共同利用機関・放送教育開発センター研究開発部助教授等を経て、現在、放送大学教授、総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻教授。メディアと人間との適合性に関する研究、人間の可聴域をこえる高周波成分の生理・心理・行動的効果<ハイパーソニック・エフェクト>の研究、画像精細度の相違が脳に及ぼす効果の研究などに従事。

世界初の55インチOLED TVの主要テクノロジー

世界初の55インチAMOLED TVの開発が終わり、優れたディスプレイ画質を実現しながら、大量生産に向けた実用化が進められています。IGZO TFT バックプレーン、およびWRGBピクセルデザイン搭載の白色OLEDを採用しています。これらのテクノロジーは、パネルサイズの拡張性、半永久的信頼性を特長とする大量生産を可能にするものです。大型AMOLED TVの実用化に向けて、パネルデザインにおける問題や課題、最新のLGディスプレイ体験などの推進要素について、プレゼンテーションを行います。

Oh ChangHo [吳 彰浩] 氏

LG Display

Oh ChangHo [吳 彰浩] 氏

韓国・ソウル大学校の電子工学科で理学士号および理学修士号を取得。東京工業大学の物理電子工学科で博士号を取得。東京工業大学では、エキシマレーザー焼鈍による低温ポリシリコンの成長および応用ポリシリコンTFT製造に関する研究に従事。「Ultra-Performance Low-Temperature Poly-Si TFT(低温ポリシリコンTFTの超パフォーマンス)」というタイトルの論文で99年度のAM_LCD最高論文賞を受賞。1991年、LGに入社し、事業部長としてOLED TV製品開発に携わっている。

Cinema EOS Systemが提供する4Kソリューション

キヤノンのCinema EOS Systemは眼の前に迫った4Kの時代を見据えた製品群を提供し、これまで撮れなかった映像を実現するソリューションを提案している。今回は製品に用いられているセンサー、レンズ、信号処理などの技術的観点を含め、Cinema EOS Systemが生み出す魅力的な映像の背景を解説する。

恩田 能成 氏

キヤノン

ICP第四事業企画部

恩田 能成 氏

1989年 早稲田大学 理工学部 機械工学科卒業後、キヤノン株式会社に入社。2003年より商品企画担当として主にプロフェッショナル用ビデオカメラ製品の企画を担当。主な担当製品はXL2、XL-H1、XH-A1、iVIS HV20、iVIS HF10など。CINEMA EOS Systemの立ち上げにあたり、企画構想段階の当初より検討プロジェクトに参加。EOS C300、C500の企画担当およびCinema RAWワークフローパートナー企業との渉外担当。

映像制作における4K技術の進化―感動を伝えるソニーのイノベーション

高い注目を集めているソニーの4K技術は、デジタル映画上映システムから始まり、家庭用テレビであるBRAVIAにも搭載され、4Kコンテンツの視聴環境が整いつつある。今回は特に、プロフェッショナルユーザーの声にお応えした、4K映像制作カメラ及びシステムをご紹介したい。ソニーが誇る独自のセンサー技術、画像信号処理技術、光学処理技術を結集し、ハリウッドで活躍するプロのクリエイターからも高い指示を受けている技術は、映画のみならず、ドキュメンタリーやライブへの展開を目指していく。

桐山 宏志 氏

ソニー

イメージング・プロダクツ&ソリューションセクター プロフェッショナル・ソリューション事業本部:コンテンツクリエーション・ソリューション事業部 副事業部長

桐山 宏志 氏

1982年、ソニー株式会社に入社。一貫して業務用映像制作機器の設計に従事。放送局やプロダクションで幅広く使用された「SMPTE Type-C」VTRを始めとして、HDコンテンツ制作に対応するHDCAM/HDCAM-SR、XDCAMなど、テープからディスクまで、ほぼ全ての制作用VTRフォーマットの開発に携わる。全社を挙げて推進する4Kにおいては、「CineAlta」のブランドを冠したハイエンドのカメラシステム、4K技術及びワークフローの開発に携わり、映画からライブ映像のハイエンド制作システムを牽引する。

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