技術セッション

C32

フレキシブル・ディスプレイ(2)
超低消費電力

電子ペーパーが先行、動画対応の液晶も名乗り~印刷プロセスに向く有機TFT基板の開発も加速~

開催日時 10/25  14:30~17:00

会場 パシフィコ横浜 会議センター

■講演内容・講師について

電子ペーパーディスプレイの最新動向

電子ペーパーディスプレイの最新商品開発状況や今後期待されるマーケットを紹介する。

金 民樹 氏

E Ink

ジャパン・カントリーマネージャー

金 民樹 氏

韓国現代電子LCD事業部入社、2005年駐在員として日本法人に転勤。2008年E INK社に売却され、E INK ジャパン・カントリーマネージャーでして日本マーケットを開拓中。

「デジタルペーパー端末の最新動向」(仮)

ソニーは、2013年5月に「デジタルペーパー」端末の開発発表をした。ディスプレイにはソニー独自のプラスチック基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を高精度に形成する技術を用いたE Ink社の13.3型のフレキシブル電子ペーパーを採用している。

ソニーは、多量の紙を使用する大学やオフィスなどの現場において、教材や書類などの「紙のデジタル化」により学習効果や生産性の向上を支援する「デジタルペーパーソリューション」の実現を目指す。早稲田大学、立命館大学、法政大学などとの実証実験を実施しており、商品化を目指している。

今回は、「デジタルパーパー」端末の商品開発やデジタルペーパーが目指すビジネスの方向性などを紹介する。

半田 学 氏

ソニー

デバイスソリューション事業本部 DPS事業室 設計1課 統括課長

半田 学 氏

2002年ソニー株式会社入社。一貫して電子ペーパーを採用した商品開発に従事、現在に至る。

フレキシブル電子ペーパーの最新技術

軽くて耐衝撃性があり曲面への適用も可能なフレキシブルな電子ペーパーは従来の延長線上にない多様な用途展開が期待されています。本講演ではフレキシブル電子ペーパーの最新技術を概観するとともに凸版印刷でのフレキシブル電子ペーパーの開発状況を紹介する。

伊藤 学 氏

凸版印刷

総合研究所 事業開発研究所 課長

伊藤 学 氏

1995年東京大学工学系研究科修士課程修了、同年、凸版印刷株式会社入社。博士(工学)。同社総合研究所で薄膜シリコン太陽電池、酸化物TFT、有機TFT等の開発に従事。

液晶パネルの製法を革新する配向印刷法

配向印刷法は、LCD基板に直接液晶分子配向を転写してしまうため、高温焼成が必要な配向膜が不要であること等から大幅なコスト削減が期待される。スリットコーターを用いた配向印刷法によってPETフイルム上に作成したTN型及びIPS型LCDは従前のラビング法で作製したLCDと遜色ない電気光学応答を示す。本手法は光学補償フイルムや有機薄膜太陽電池の特性改善などのポテンシャルを秘めている。さらに、従来型のサンドイッチ型LCDではなく、1枚のプラスチック基板上に塗工するだけで実現した高分子安定化ブルー相ディスプレイは、高速応答性を保持しながら曲げることが可能であり、電子ペーパーとしてのポテンシャルを示すものである。

木村 宗弘 氏

長岡技術科学大学

大学院工学研究科 准教授

木村 宗弘 氏

1992年3月:東京農工大学大学院電子情報工学専攻博士前期課程修了

1992年4月:長岡技術科学大学工学部電気系助手

1997年6月:博士(工学)(長岡技術科学大学)

1998年5月:文部省在外研究員としてCase Western Reserve大学物理学科客員研究員

2001年5月:長岡技術科学大学工学部電気系講師(理学センター兼務)

2002年4月:  同   (留学生センター兼務)

2005年4月:長岡技術科学大学工学部電気系助教授

2007年4月:長岡技術科学大学工学部電気系准教授    

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