基調講演

K11

FPD International /
ヘルスケアデバイス展 共同基調講演

自動車用ディスプレイの未来/
フレキシブルデバイスが医療・健康・福祉を変える

開催日時 10/23  10:10~11:50

会場 パシフィコ横浜 会議センター

■講演内容・講師について

自動車用ディスプレイの未来

自動車搭載のディスプレイは増加傾向にあり、今後もますます成長が見込まれます。スマートフォンやタブレットなどのモバイル家電製品の大ヒットに続き、同様の機能を自動車にも求める消費者の声が高まり、高解像度、大画面、クールなデザインのディスプレイ開発に拍車がかかっています。自動車のライトハウスディスプレイは、中央の情報ディスプレイ、計器類のディスプレイ、後部座席用のエンターテインメントシステム、ヘッドアップ表示などが挙げられます。ただし、こうしたディスプレイの技術的条件は、ディスプレイ製造メーカーにとって課題が山積みなのが現状です。このプレゼンテーションでは、実現が望まれる高い仕様条件について説明し、未来のディスプレイ開発の展望を概説します。

Stefan Lutz 氏

BMW Group

Senior Manager, Engineering Divison
Engineering Topics in Purchasing Process

Stefan Lutz 氏

1994年、機械工学士としてアーヘン工科大学(ドイツ)を卒業。インペリアルカレッジロンドン(イギリス)やパリ国立高等鉱業学校(フランス)でも研究を重ねる。フランスのフォルシア社(自動車部品メーカー)にプロジェクトマネージャーとして従事した後、1999年にBMWに入社。2003年にE/EおよびDriving Experience Environment Division(ドライブ体験環境事業部)に異動するまで、コックピットモジュール開発を担当する。Perceived Value and Interior Appearance Department(知覚価値および内装意匠部)を担当し、2011年以降はDisplay and Instrument Department(ディスプレイと計器部)でシニアマネージャーを務める。2012年以降、北京(中国)での役割を基に、アジア全体の発展的関係を担当する。

フレキシブルデバイスが医療・健康・福祉を変える

日本では本格的な少子高齢化時代の到来を迎え、ヘルスケア・医療分野におけるエレクトロニクスの重要性は年々増している。ところが、ヘルスケアや医療用途のセンサや電子回路は硬い電子素材で作られてきたので、生体との親和性が良くない。我々の研究グループでは、柔らかい電子素材を活用することによって、人との親和性が高いエレクトロニクスの実現を目指している。最近、厚さ1μm級の高分子フィルム上に、有機トランジスタ、有機LED、有機太陽電池を製造することに成功し、世界最薄・最軽量を達成した。これによって、世界最小曲げ半径(5μm以下)を達成するなど、有機デバイスの驚異的な柔軟性を実証した。さらに、有機デバイスの軽量性・薄型性・柔軟性を活用して、装着感のない筋電計測シートなどの開発に成功した。本講演では、超薄型のフレキシブル有機デバイスの技術詳細と、その医療、健康、福祉分野における応用可能性について述べる。

染谷 隆夫 氏

東京大学大学院

工学系研究科 教授

染谷 隆夫 氏

1997年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了、博士(工学)、東京大学助手、講師、助教授(後に准教授)を経て、2009年から工学系研究科電気系工学専攻教授(現職)。有機トランジスタ、印刷法による大面積エレクトロニクスの研究に従事。 2011年3月からNEDO事業「次世代プリンテッドエレクトロニクス材料・プロセス基盤技術開発」プロジェクトリーダー。2011年8月より科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業(ERATO型研究)「染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクト」研究総括。

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