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G-13 次世代照明フォーラム 日・英
終了

さらなる進化に向けたLED技術の可能性を探る
~五つの基軸:効率,出力,寿命,演色性,面光源化,点光源化を見通す~

日時:11月10日(水) 9:30~16:00

(休憩 12:00~13:30)

会場:アパホテル 第3会場

次世代光源として固体光源の普及・拡大が加速しています。大型テレビではLEDバックライトが標準搭載間近となり,照明ではLED電球を中心に一般家庭にもLED照明が浸透してきました。今後,固体光源はさらなる発展を期待されています。100lm/Wを大きく上回る発光効率,1000lm超の光束,4万時間をはるかに超える寿命,より自然光に近い発光スペクトルの実現といった特性に加え,薄くフラットな形状の面光源への展開,発光部を小さくして究極の点光源を狙うといった可能性があります。今回のフォーラムでは,固体光源をさらに発展させる方向性について解説いたします。

  • 神山 博幸

    白色LED、LUXEONの高効率化技術

    フィリップス・ルミレッズ・ライティング・カンパニー

    神山 博幸

    1991年に東京大学にて工学博士号取得後、国内のメーカーにて光半導体素子の研究開発に従事。 2007年よりフィリップス・ルミレッズ・ライティングに移籍。シニアテクニカルサポートマネージャーとしてパワーLEDを用いた一般照明及びディスプレイ用アプリケーションに関する顧客向けプロジェクトをサポート。

    フィリップス・ルミレッズでは、照明を始めとする様々な分野における「過去にはなし得なかったLED 応用の実現 - Never Before Possible -」をビジョンに、10 年以上に亘りLEDの高性能化、特に、効率、出力、信頼性の向上に力を注いできた。本講演では、その結果として最先端を走り続けるフィリップス・ルミレッズのLEDであるLUXEONシリーズの最新状況と共に、LUXEON の高性能化を可能する技術を高効率化に視点をあて紹介する。

  • Michael Schmitt

    固体照明のLED革命

    OSRAM Ltd. Opto Semiconductors

    Michael Schmitt

    Michael Schmitt氏は、1995年、SIEMENS AG/OSRAM社に入社。ドイツと米国の品質管理、および製品マーケティングなど様々な職務に就く。現在、日本・横浜を拠点とするアプリケーションエンジニアリングで上級マネージャーを務める。電子工学で理学修士号取得。

  • 山口 寿夫

    照明向け白色LEDの最新動向(長寿命化)

    豊田合成

    山口 寿夫

    1987年豊田合成株式会社 入社
    19**年 オプトE事業部 転属
    2010年オプトE事業部 第2技術部 副部長

    地球環境保護、省エネルギーなどの世論に後押しされ、LED電球などの次世代照明が注目され始めている。液晶用途では、携帯など小型用途から大型TVまで実用化が急速に進んできた。いよいよ照明用途にLEDの適用が始まっており、本講では適用に対する課題を整理する。

    LEDの特徴、用途、開発の歴史などの解説、弊社の照明向け製品の紹介、加えて、普及の鍵となる長寿命化について、弊社の取り組みと長寿命を目的として開発を進めてきたガラスLEDの技術を紹介する。

  • 折戸 文夫

    快適(KAITEKI)なLED照明環境の創生を考える

    三菱化学

    折戸 文夫

    1980年三菱化成入社以来、化合物半導体、光ディスク、ポリマー電池、太陽電池、パフォーマンスケミカルズ、そしてコーポレートの探索研究の分野に携わってきた。その間、化合物半導体結晶成長に係わる論文博士を東京工業大学より取得した。現在、固体照明に係わるデバイスおよびシステムに係わる仕事に従事している。固体照明に関しては、東北大学多元物質科学研究所研究教授、UCSB Solid State Lighting and Energy Center の Advisory Board Member などを歴任した。

    LEDを光源とする照明、表示等に係わる多様な要請に応えるために必要な機能を考えてみる。Green Device としてより広く社会に使われるために効率性に加えて、光の質を高めた快適な環境作りに貢献することが求められている。多様な照明形態に適応させ、LED照明を更に普及させるための機能とその実現方法について言及する。

  • 菰田 卓哉

    有機EL(OLED)照明の技術開発動向と将来展望

    パナソニック電工

    菰田 卓哉

    1978年松下電工株式会社(現パナソニック電工)入社。照明用半導体IC/LSIの設計、パワー半導体のデバイス・プロセス設計を経て、1991年より松下電工英国研究所勤務。1997年に英国サリー大学より、Ph.D.授与。2001年にBSDの開発の功績により、映像情報メディア学会より藤尾フロンティア賞受賞。2002年より、NEDO委託事業研究員、2007年より、NEDO委託事業「有機発光機構を用いた高効率照明技術の研究開発」 プロジェクトリーダー。2010年より、NEDO委託事業「次世代高効率照明技術の研究」代表研究者。現在、同社先行技術開発研究所技監、大阪大学特任教授、東京農工大学客員教授

    照明分野の省エネルギー化の切り札として、LED、有機EL(OLED)技術の進展が著しい。どちらの技術も蛍光灯を超える高効率照明光源が期待でき、さらに、水銀を使わない次世代照明光源は、毒性物質からの決別という点でも画期的である。その中で特に将来の面照明光源候補として期待が集まっている技術に有機EL技術がある。有機ELは面発光光源としてだけではなく、LEDには不可能なフレキシブル光源や透明光源の可能性も秘めている。本講演では、最近特に進展が著しいこの有機EL(OLED)技術に焦点をあて、次世代照明としてのポテンシャルやその技術開発の現状、および、将来展望について概説する。

  • 長濱 慎一

    青色半導体レーザーを用いた高輝度白色点光源

    日亜化学工業

    長濱 慎一

    1991年4月日亜化学工業(株)入社、以後一貫して窒化物半導体による発光デバイスの研究開発に従事

    GaN系青色半導体レーザーと蛍光体材料を組み合わせることにより、Φ0.65mmの発光エリアから光束200lm以上の白色光が得られる高輝度点光源を開発した。高輝度白色光源として広く用いられているハロゲンランプおよびHIDランプなどと比較して、小型、高輝度、長寿命、少ない発熱量など、多くの利点がある。本講演では、開発した白色光源の特性を中心に、その用途および一般に広く普及するための技術的課題について解説する。

同時開催: FPD International 2010

基調講演

Green Device フォーラム 2010

FPD International フォーラム 2010