セッション詳細

10月24日(月) 10:00~17:00

K-1

会場 : パシフィコ横浜 会議センター メインホール


※事前のお申し込みが必要です
International Conference

新スマートシティ宣言:都市問題と解決策(キーノート)

防災、健康・福祉・高齢化、人口、資源・水循環、エネルギー…これからの都市に求められる要件

受講料金 無料日本語・英語・中国語の同時通訳付きです。

欧米や日本、そしてインド、中国、ASEAN(東南アジア諸国連合)をはじめとする世界各地でスマートシティ・プロジェクトが進行している。先進国と新興国、あるいは国や地域によってその狙いは異なるが、いずれも都市が抱える問題を解決し、住民が暮らしやすい街を作るのが目的である。そのため、スマートシティを考える上で重要なことは顕在化している都市問題を理解し、現在示されている解決策を知ることである。特に東日本大震災による被害の大きさは、「防災」の視点を改めて見直すきっかけになった。このオープニングセッションでは、防災、資源循環、高齢・福祉、エネルギー活用、都市交通、水利用といった諸問題の専門家から最新の取り組みを学ぶ。

  • 10:00~10:05

    【主催者挨拶】

    日経BP社 代表取締役社長
    長田 公平

  • 10:05~10:20

    林 文子 氏

    【スピーチ】

    横浜市長
    林 文子

    講師プロフィール:
    1965年、東京都立青山高校卒業。東洋レーヨン(現東レ)、松下電器(現パナソニック)などを経て、1977年にホンダオート横浜に入社後、ホンダクリオ神奈川北に転じる。1987年、BMW東京事業部(現BMW東京)入社。1999年、ファーレン東京株式会社(現フォルクスワーゲン東京)代表取締役社長、2003年、BMW東京代表取締役社長、2005年、ダイエー代表取締役会長兼CEO。日産自動車執行役員、東京日産自動車販売代表取締役社長を経て、2009年8月から現職。

  • 10:20~10:25

    村井 嘉浩 氏

    【ビデオメッセージ】

    宮城県知事
    村井 嘉浩 氏(予定)

    講師プロフィール:
    1984年3月 、防衛大学校(理工学専攻)卒業 。陸上自衛隊東北方面航空隊(ヘリコプターパイロット) などを経て、1995年に宮城県議会議員に当選。2005年11月から現職。

  • 10:25~10:30

    望月 洋介

    【問題提起】

    日経BPクリーンテック研究所長
    望月 洋介

  • 10:30~11:10

    【特別講演】
    アジアにおける都市化と日本への期待

    世界銀行 Sector Manager (Infrastructure) East Asia and the Pacific Region
    Vijay Jagannathan

    講師プロフィール:
    世界銀行東アジア・太平洋地域(EAP)のセクターマネジャー(インフラストラクチャ)を務める。エネルギー、交通、都市開発と水問題を担当。中国、インドネシアなどをはじめ太平洋の島国に至るまで非常に多くの国をカバーする。職務は融資や分析、アドバイザリーサービスプログラムの品質保証で、アンカーユニットと連携を保ちながらスタッフの人材開発を行っている。約200人のスタッフ間だけでなく、世界銀行全体においても知識の蓄積と学習が活発に行われるように指導する。APECのグリーングロースイニシアチブスとのコラボレーションにおいても地域連携のリーダー的存在である。1991年入行。

  • 11:15~11:55

    【課題と解決策1】 資源循環
    自然と人工の環境インフラが創生する未来都市「横浜」
    ~地球環境と防災の統合的アプローチ~

    横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院 教授
    佐土原 聡

    3.11東日本大震災では、地震津波による原子力発電所の被災が、エネルギー需給逼迫、CO2排出増加をもたらすなど、地球環境問題と災害の密接な関係が浮き彫りになった。持続可能な未来都市づくりに向けて、地球環境問題と防災に地域から統合的なアプローチで取り組むことが重要である。本講演では、風の道や水循環などの生態系機能を活かした自然インフラ、およびエネルギー・資源利用システムなどの人工インフラによる地域づくりの将来像を、横浜について描いてみたい。

    講師プロフィール:
    1980年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。1985年同大学大学院博士課程単位取得退学。工学博士。早稲田大学助手、ベルリン工科大学客員研究員、横浜国立大学助教授を経て2000年4月から同教授。専門は都市環境工学・都市防災。

  • 13:10~13:50

    photo by 林景澤

    【課題と解決策2】 防災
    防災と都市

    建築家
    安藤 忠雄

    講師プロフィール:
    大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。代表作に「六甲の集合住宅」、「光の教会」、「FABRICA(ベネトンアートスクール)」、ピューリッツァー美術館」、「地中美術館」、「表参道ヒルズ(同潤会青山アパート建替計画)」、「プンタ・デラ・ドガーナ」など。イェール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。97年から東京大学教授。03年から名誉教授。著書に「建築を語る」「連戦連敗」「建築家 安藤忠雄」など。

  • 13:55~14:35

    森 雅志 氏

    【課題と解決策3】 都市交通
    公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり

    富山市長
    森 雅志

    富山市は「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」を掲げて、公共交通の活性化、中心市街地の活性化、公共交通沿線居住の推進に取り組んでいる。公設民営の考えにより実施したローカル鉄道のLRT化では、利用者数の大幅な増加のみならず、自動車からの転換、日中の高齢者の利用の増加など、環境負荷の低減やライフスタイルの変化など様々な効果が表れている。コンパクトで福祉、教育、文化などがバランスのとれた質の高いまちづくりに取り組む森市長が、成功のポイントや行政の役割を解説する。

    講師プロフィール:
    富山中部高校、中央大学法学部卒業。1977年11月、司法書士・行政書士事務所を開設。95年4月、富山県議会議員に初当選。99月4月に県議会議員に再選。2002年1月、旧富山市長初当選。2005年4月、富山市長に初当選し、2009年4月に再選

  • 14:40~15:20

    【課題と解決策4】 健康・福祉・高齢化
    スマートウェルネスシティへの挑戦

    筑波大学大学院 人間総合科学研究科スポーツ医学専攻 教授
    つくばウエルネスリサーチ 代表取締役社長
    久野 譜也

    健康・福祉・高齢化問題の解決に向けて、まちづくりのレベルから取り組むプロジェクトが動き出した。Social Capital(社会関係資本)の健康に及ぼす影響が明らかになり美的景観や商店街の活性化を含めたまちづくりに取り組む自治体が増えている。本講演ではSmart Wellness City構想の目的と現状、今後の課題について、責任者が世界に向けて提言する。

    講師プロフィール:
    1992年3月、筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。東京大学助手、Pennsylvania大学医学部(米国)客員研究員を経て、2011年から筑波大学大学院 人間総合科学研究科教授。2002年、筑波大学発のベンチャー企業であるつくばウエルネスリサーチを設立。代表取締役社長を兼任。

  • 15:35~16:15

    【課題と解決策5】 エネルギー
    世界のエネルギー展望と都市問題

    国際エネルギー機関(IEA) 前事務局長
    田中 伸男

    地球温暖化対策や中国をはじめとする新興国の急成長に伴い、世界のエネルギー問題は大きな転換期を迎えている。一方日本では、東日本大震災による原発事故を受け、再生可能エネルギーの導入が急ピッチに進められようとしている。今後、世界のエネルギーの需給動向や政策の方向性、再生可能エネルギーやスマートグリッドなどの低炭素技術の展望、都市におけるこれらの展開について、世界のエネルギー問題の第一人者に聞く。

    講師プロフィール:
    東京大学経済学部卒業。1973年4月通産省(現経済産業省)入省。通商政策局総務課長、在米国日本国大使館公使などを経て、2000年7月通商産業研究所次長(2001年4月より独立行政法人経済産業研究所副所長)。2002年1月より通商政策局通商機構部長。2007年9月から2011年8月まで国際エネルギー機関(IEA)の事務局長。

  • 16:20~17:00

    【課題と解決策6】 水循環
    スマートシティと水管理 日本の果たす役割とは?

    国際水協会(IWA) Executive Director
    Paul Reiter

    世界規模で水不足が顕在化している。個別に最適な解を求めるのでは解決は難しい。そこには総合的な水管理の視点が重要である。国際水協会(IWA)の専務理事として長年世界の水問題に取り組んで来たライター氏が「シティー・オブ・フューチャー」プログラムなど水循環の最適化に向けた対策の最新情報を交え、日本が世界の水問題で果たすべき役割について語る。

    講師プロフィール:
    オレゴン大学で都市・地域経済の修士を取得後、20年にわたり地方自治体において水道事業等の運営に従事。1993年にシアトル市公益事業局調整官、2001年に国際水協会(IWA)にプログラム部長として参加、2002年5月から現職。