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10月25日(火) 10:15~16:50

T-2

会場 : パシフィコ横浜 会議センター 監修 : 日経エレクトロニクス

Technology Session

後援:IEEE(アイトリプルイー)スマート・ネットワーク

家庭の省エネ通信/ネットワークの主導権争い激化、本命は?

テキスト代(税込み) 4,200円
※ 当日配布したテキストを特別頒布します。
※ 在庫冊数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
※ テキスト冊子は、A4縦サイズ1ページに2コマ掲載のモノクロ両面印刷です。
※ この商品の返品はお受けできません。

 エアコンや照明など家電機器の節電に向け、無線通信や電力線通信を使って遠隔制御する用途や、スマートメーターの各種通信用途などに向けた、伝送技術/ネットワーク技術の提案が相次いでいる。「Smart Energy Profile2.0(SE2.0)」など,米国で主流の制御プロトコルが存在感を増す中、ネットワークでは「無線(ZigBee,Z-Wave,無線LANなど)」や「電力線」において,主役の座を巡る競争が始まっている。ネットワークの伝送媒体やミドルウエアの候補が、様々な業界や企業から噴出している状況にある。
 果たして,世界中の「家」の節電や省エネルギーに向けた通信/ネットワーク技術は、どのように進化するのか。家電機器などは、どのようなスケジュールでこれらネットワーク技術に対応していくのか。それぞれの規格を推進する企業や団体の担当者が,最新動向を解説する。

  • 10:15~11:05

    資料38枚

    1.スマート・エネルギー・ネットワークに関する東京ガスの取り組み

    東京ガス 技術開発本部 商品開発部 通信・メーター開発G
    古沢 肇

    東京ガスは、次世代の低炭素社会を見据え、電力・ガスの大規模ネットワークと、ガスコージェネレーションなどの分散型エネルギーや再生可能エネルギーを組み合わせ、これをICT(情報通信技術)により最適に制御し、省エネルギーとCO2削減を実現するシステム「スマートエネルギーネットワーク」を提唱している。その中核技術の一つとしてガスのスマートメーター(ガスメーターのネットワーク化)の技術開発を進めており、業界団体であるテレメータリング推進協議会とも連携して、スマートメーターに関する業界横断的な標準仕様として普及促進に取り組んでいる。同社の担当者が、スマートエネルギーネットワークとガスのスマートメーター技術の取り組みについて解説する(仮)

    講師プロフィール:
    1982年東京ガス株式会社入社、同年技術研究所配属以降、ICT応用技術開発に従事。技術開発マネジメント(1996年~)、新規事業開発(2000年~)、情報通信事業(2003年~)等の業務に従事した後、2006年10月~現職。

  • 11:10~12:00

    資料80枚

    2.スマートグリッド実現に向けた無線LAN(IEEE802.11)の取り組み

    IEEE802.11委員会 議長
    Bruce Kraemer

    無線LANの標準化機関であるIEEE802.11委員会では、スマートグリッドの用途に向け、無線LAN技術の拡張方式の討議を開始している。より低い周波数帯を活用して電波の送信距離を延長したり、低消費電力の無線LAN技術を利用するといったものだ。IEEE802.11委員会の議長であり、各種のスマートグリッド関連団体とのリエゾン役も務めるBruce Kraemer氏が、スマートネットワークにおける無線LANの果たすべき役割について解説する。

    講師プロフィール:
    1996年からIEEEの活動に参加、IEEE802.11WG議長のほか、NISTやSGIP、ETSI BRAN、ITU-R、Wi-Fi Allianceの活動に参画する。Conexant社やIntersil社、Globespan社などで有線/無線通信システムの開発に従事し、現在はMarvell Semiconductor 社のDirector of Standardsでもある。

  • 13:10~14:00

    資料52枚

    3.スマート・ネットワークを実現するローパワー無線技術「WiSUN」について

    NICT ワイヤレスネットワーク研究所,スマートワイヤレス研究室 室長
    原田 博司

    NICT 原田氏の研究チームは、家庭や事業所、工場などの省エネルギー実現に向けた低消費電力の無線ネットワーク技術の研究開発を進めている。中でも、米IEEE802委員会において、スマートメーターやM2M機器に向けた低消費電力の無線通信規格「IEEE802.15.4e/4g」(WiSUN:wireless smart utility network)の策定を、主導的に進めている。原田氏が、規格策定の狙いや、内容について解説する。

    講師プロフィール:
    平成7年郵政省通信総合研究所(現 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT))入所.平19年~ 米国ソフトウェア無線フォーラム理事,平20年~ IEEE1900.4 副議長,平21年~ IEEESCC41 議長,IEEE802.15.4g 副議長,平23年~ 米国TIA TR-51副議長などを歴任

  • 14:05~14:55

    資料40枚

    4.ZigBeeの考えるスマートネットワーク

    ZigBee SIG ジャパン 理事長(NECエンジニアリング)
    齋藤 和正

    米国の電力事業者の間で、家庭の電気機器の無線による遠隔制御プロトコルとして中心的な位置を占めるのが、「ZigBee Smart Energy Profile」である。スマートグリッド分野で、ZigBee SIGがいち早く提案したプロトコルであり、現在は無線LANのWi-Fiなども、同プロファイルの利用を表明するなど、業界標準になりつつある。推進団体であるZigBee SIGジャパンが、スマートグリッド分野に向けたZigBeeの取り組みについて解説する。

    講師プロフィール:
    1987年 NECエンジニアリング株式会社入社。国内外プリンタ/各種インタフェース技術のHW設計/開発に従事。
    北米シリコンバレーでのR&Dを経て、現在は営業本部にてセンサネットを中心にマーケティング営業を担当。
    2008年6月 ZigBee SIGジャパン理事長に就任。現在、NEC環境エネルギー事業本部所属。

  • 15:10~16:00

    資料32枚

    5.家庭の機器を無線で遠隔制御できる「Z-Wave」について

    Sigma Designs Japan Director of Business Development, APAC
    南 耕二

    米国を中心に、宅内機器制御用の無線通信プロトコルとして利用を拡大しているのが、「Z-Wave」である。米GE社などが積極的に採用するほか、韓国Samsung Electronics社のスマートテレビなどにも採用され、ホーム・モニタリング用途などで利用を拡大している。Z-Waveの推進企業であり、送受信ICを供給する米Sigma Designs社が、Z-Waveの特徴と、採用事例などについて報告する。

    講師プロフィール:
    1994年に名古屋工業大学 工学部を卒業後、日本テキサス・インスツルメンツに入社。1997年6月に日本DSP Communications入社、2003年5月にイーコネクションズに入社。 その後CopperGate Communicationsに入社し、Business Development Manager, Europe and APACを担当。2009年にSigma Designsに買収され、2011年9月から現職

  • 16:00~16:50

    資料21枚

    6.あらゆるグリッドにおける通信障害を解決するG3-PLC

    米Maxim Integrated Products.Inc Vice President
    James Bates

    第三世代の電力線通信G3-PLCは、数々のフィールドテストでグリッドにおける通信障害を解決可能な、優れたSN比によるノイズ耐性を持つことを証明してきました。
    中電圧から、変圧器越え、配電分岐、電力ユーザーに至る長距離伝送で、スマートグリッドに求められる双方向通信を可能とします。
    G3-PLCはグリッドのそれぞれの箇所で幅広く実証試験を繰り返しながら、現在IEEE P1901.2で標準化を進めています。
    本講演では日本、米国、欧州での実証試験結果を示しながら、日本のスマートグリッドに要求される、中電圧からスマートメーター、HEMSシステムや、電気自動車との長距離通信について紹介します。

    講師プロフィール:
    ジェームズ・ベーツ氏は、ルーセント・テクノロジーズ社(当時)を経て、シリコン・ラボラトリーズ社のアジア事業の副社長を務めた。現在は、マキシム社のVice Presidentである