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10月26日(水) 10:15~16:00

T-4

会場 : パシフィコ横浜 会議センター 監修 : 日経エレクトロニクス

Technology Session

スマート・エネルギー

エネルギーを賢く貯めて、賢く使う

テキスト代(税込み) 4,200円
※ 当日配布したテキストを特別頒布します。
※ 在庫冊数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
※ テキスト冊子は、A4縦サイズ1ページに2コマ掲載のモノクロ両面印刷です。
※ この商品の返品はお受けできません。

 余剰買取制度によって太陽電池の導入が加速しているのをはじめ、2015年を目指して家庭用燃料電池の普及の兆しを見せ始めている。こうした中、原子力発電所の事故によって全国的な電力不足が懸念されていることから分散電源に対する期待がこれまでになく高まっている。そのため、太陽電池や燃料電池で発電した貴重な電力や、燃料電池から生じる排熱などのエネルギーをより効率的に利用することが求められており、「賢く貯めて、賢く使う」ことが可能なシステムの開発がますます重要になるだろう。
 創エネと蓄エネ、省エネを上手に組み合わせ、より高度な制御をどのように実現していくのか。また、住宅や店舗、オフィス、ビル、工場など、さまざまな領域で最適なシステムをどのように構築していくのか。蓄電池やHEMS、省エネ機器、スマート家電、直流給電システムなどのさまざまな最新技術を組み合わせ、高効率なシステムを実現し始めた各社に最新事例を交えながら技術動向を解説してもらう。

  • 10:15~11:05

    資料19枚

    1.蓄電システムと太陽光発電システムで創るスマートグリッド社会
     ~加西グリーンエナジーパークでの大規模実証実験~

    三洋電機 エナジーデバイスカンパニー 大型蓄電事業部 副事業部長
    花房 寛

    太陽光発電の大量導入や原発事故による電力不足を背景として、大型蓄電システムへの期待が高まっている。本講演では弊社加西事業所での大規模実証実験や国内外での納入事例を披露し、今後の蓄電システムの可能性と目指すスマートグリッド社会の姿についてご紹介する。

    講師プロフィール:
    1981年三洋電機 中央研究所入社。動画デジカメ用システムLSI開発など、半導体の研究開発を10年間担当し、博士号を取得。CCD事業部長の他、国内外における経営革新プロジェクトにリーダーとして従事。2009年4月より新規エナジー事業立ち上げのためのプロジェクトリーダーを担当し、スマートエナジーシステムを開発、大型蓄電事業部の前身であるエナジーソリューション事業統括部を組織化。現在に至る。

  • 11:10~12:00

    資料26枚

    2.電力の自立化を支える環境エネルギーソリューション

    NEC 新事業推進本部 環境エネルギー事業推進部 統括マネージャー
    山崎 俊太郎

    NECは、家庭からオフィス・ビル/工場、そして地域まで含めた電力の自立化を支える環境エネルギーソリューション事業を推進している。ICT技術を核に、Liイオン2次電池を活用した蓄電システムを活用しながら、エネルギーの最適な運用を実現するコンセプトを掲げる。同社の環境エネルギー事業推進部の山崎氏が、NECの取り組みを解説する。

    講師プロフィール:
    1984年NEC中央研究所入社。ネットワークサービス基盤研究部長を経て、現在新事業推進本部統括マネージャー兼環境エネルギー事業推進部長

  • 13:10~14:00

    資料32枚

    3.世界に先駆けて実用化する家庭用燃料電池SOFC

    JX日鉱日石エネルギー 常務執行役員 新エネルギーシステム事業本部長
    荒木 康次

    JX日鉱日石エネルギーは、2009年から販売を開始している固体高分子形燃料電池(PEFC型)に加え、2011年10月から、家庭用として世界で初めてとなる固体酸化物形燃料電池(SOFC型)の販売を開始する。SOFCは、PEFCに比べ、コンパクトで発電効率が高い特徴がある。さらに、作動温度も高いので、高価な触媒がなくても反応が進むため、低コスト化に向くとされる。家庭用燃料電池が社会に浸透することによるメリットやSOFCの利点、課題とされてきた耐久性の確保など、開発の経緯を解説する。

    講師プロフィール:
    1978年に早稲田大学を卒業後、日本石油精製に入社。人事部グループマネージャー、広報部長、執行役員潤滑油事業本部潤滑油総括部長を経て、2010年に現職就任。

  • 14:05~14:55

    資料41枚

    4.自然エネルギー(太陽光)を利用した発電における課題と解決策

    東芝 社会インフラシステム社 電力流通システム事業部 太陽光発電システム推進部 技監
    稲葉 道彦

    太陽光発電システムの特徴と最近のトレンドについて紹介し、系統連系したときの問題点とシステムに要求される条件を提示する。特に、蓄電池を併用した変動抑制策や、需給調整による電力の有効運用についても解説する。また、スマートグリッドからスマートコミュニティにいたるまでの実証実験やその技術についても紹介する。

    講師プロフィール:
    東芝入社後、研究開発センターにて、電子材料、環境材料の研究開発に長年従事する。2009年4月より、太陽光発電システム事業部門にて技術統括とエンジニアリングを担当。

  • 15:10~16:00

    資料28枚

    5.太陽光発電と蓄電池の連携による携帯電話基地局の省エネ技術

    KDDI 技術開発本部 技術戦略部 企画グループ 課長補佐
    後藤 弘

    通信事業者は、情報通信サービスを安定して提供するべく通信設備を24時間稼働することで多くのエネルギーを消費しており、サービス提供に使用するシステム・設備などの省電力化やCO2(温室効果ガス)排出削減は、設備費・運用費削減の観点も含め、重要なテーマとなっている。KDDIはこれまでも通信設備の省電力化のための取り組みを推進してきているが、2009年12月より携帯電話基地局に対して実験的に導入した、太陽光発電と蓄電池の連携、および深夜電力を活用するトライブリッド方式電力制御技術の概要を説明するとともに、実施中のトライアルの状況について報告する。

    講師プロフィール:
    1997年に第二電電(現KDDI)入社後、全国の通信センターの太陽光発電設備の設計・導入、大型リチウムイオン電池開発を経て現職、トライブリッド基地局や次世代の省エネ型データセンターの開発に従事。