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10月27日(木) 10:15~17:40

T-5

会場:パシフィコ横浜 会議センター 監修:日経エレクトロニクス

Technology Session

スマートハウス・ビル・ストア

HEMS/BEMSの実証実験から課題と方向性を探る

テキスト代(税込み) 4,200円
※ 当日配布したテキストを特別頒布します。
※ 在庫冊数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
※ テキスト冊子は、A4縦サイズ1ページに2コマ掲載のモノクロ両面印刷です。
※ この商品の返品はお受けできません。

 家や町,事業所や工場,そしてビル/店舗――。温室効果ガス削減や省エネルギーの取り組みが,様々な領域で待ったなしの課題となっている。こうした際に期待される注目のキーワードが「EMS(エネルギー・マネジメント・システム)」である。家庭に向けたHEMSや、商業ビルの節電などに向けたBEMSなどにおいて、実証実験が各地で進められている。HEMSやBEMSでは、住宅や自動車、家電や住設機器などあらゆる機器やサービスが関連してくることから、影響する業界の裾野が広いことが特徴だ。このため、メーカーやサービス事業者など、あらゆる業界の企業がHEMS/BEMS関連の技術開発や事業企画を検討している。例えば東芝や三菱電機、東京電力などが立ち上げた業界団体「HEMSアライアンス」は、家庭の機器の制御手法やネットワーク化手法の標準化を通じて、温室効果ガス削減や省エネルギーにつなげる考えだ。また米国の電力事業者も、カリフォルニア州やテキサス州の事業者を中心に、HEMSやBEMSの取り組みを活発に進めている。今回のセミナーでは、低炭素化や省エネルギーに取り組む企業や,システムの導入を目指すメーカーが一堂に会し,明日のスマートエネルギー社会の姿について解説する。

  • 10:15~11:05

    資料14枚

    1.なぜ、米国の電力事業者はHEMS/BEMSに積極的なのか

    Wireless Glue Networks.Inc CTO/Founder
    John Lin

    家庭やビル、店舗の省エネルギーを進めるための技術であるHEMSやBEMSには、米国でも活発な取り組みが進んでいる。なかでも、カリフォルニア州やテキサス州では、エネルギー事業者がHEMS実現に向け、スマートメーターを凄まじい勢いで配備中である。カリフォルニア州最大規模のエネルギー事業者であるPG&E社において、スマートメーター配備におけるネットワーク技術分野のコンサルタントを務めているJohn Lin氏(Wireless Glue Networks社 CTO)が、米国エネルギー事業者や、米国政府の取り組みの最新動向を解説する。

    講師プロフィール:
    1994年、大阪大学卒業(物理学博士)。米NIST SGIP TCC WG4技術エディター、NIST IPRM 1.0著者、OpenSG Conformity WG Endge Conformity TG副議長などを歴任。現在、米国テキサス州およびカリフォルニア州のスマートグリッド配備プロジェクトの支援に参加。

  • 11:10~12:00

    資料30枚

    2.家庭/ビルに向けたスマート・エネルギー・ソリューション

    日本テキサス・インスツルメンツ 営業・技術本部 マーケティング/応用技術統括部 統括部長
    山口 康和

    電力供給事情が逼迫する中、家庭内やビル内でより効率よく省エネを行なうために、今後益々需要が高まってくる、電力の見える化及び、再生可能エネルギー・システムに蓄電池をあわせたエネルギー・マネージメント・システムに向けたソリューションについて、エネルギー変換/制御技術、センシング/計量技術、通信技術の3つのキー・テクノロジーを中心に総合半導体メーカーの立場から提案を行う。

    講師プロフィール:
    AT&T マイクロエレクトロニクス、ルーセントテクノロジー、アギアシステムズにてグローバルアカウントマネージャー、米国本社にてワイヤレスマーケティングマネージャを歴任後、2005年日本テキサス・インスツルメンツ入社。特約店、バーティカル営業、メジャーアカウント営業部長を歴任後、2010年4月より現職。

  • 13:00~13:50

    資料45枚

    3.BEMSの最新動向と需要抑制への取組み

    山武 ビルシステムカンパニー マーケティング本部 環境マーケティング部 部長
    甘利 健

    商用建物における省エネルギー実現に大きな役割を果してきたBEMSの動向を踏まえ、普及が見込まれるスマートシティ構想において、BEMSの向かうべき方向性やその課題について、最新の情報を取り入れて解説する。

    講師プロフィール:
    1991年入社。中央監視システムの製品企画、エネルギー関連の新規事業開発、外資系金融機関/データセンターなどミッションクリティカルファシリティマネジメント事業に従事。2011年より現職

  • 13:55~14:45

    資料21枚

    4.「ICT技術」と「エネルギー管理技術」の融合による省エネソリューション
     クラウド型 省エネルギーマネジメントサービス

    三井情報 サービス事業本部 GEM事業部 部長
    橋本 健

    快適さを維持しながら、省エネを実現するエネルギーマネジメントシステムを提供する。設備機器の自動コントロールと、ICT技術を用いた「見える化」の実現、クラウドサービスを用いた「アウトソーシング」型の提供方法で、利用ユーザーに負担をかけることなく省エネを実現する。今後は、ICT技術とエネルギー管理技術を融合し、「エネルギーサービスプロバイダー」として、省エネ化社会に必須となるエネルギー管理方法をサービスとして提案する。

    講師プロフィール:
    1988年入社。2006年よりMKI (U.S.A.) ,Inc.社長。2009年、事業開発本部 本部長補佐となり、GeM2事業を立ち上げる。2011年より現職。

  • 14:50~15:40

    資料33枚

    5.太陽光発電住宅10万棟の実績から見えてくる次世代住宅の姿

    積水化学工業 住宅カンパニー 技術部 環境・快適住宅推進G 課長
    太田 真人

    次世代住宅であるスマートハウスを端的に示す住宅を開発した。コミュニケーション型HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を標準搭載した住宅「スマートハイム」である。本講演では、今後の住宅のあり方、スマートグリッドとの連携を含めて、コミュニケーション型HEMSの特徴と狙い、技術を解説する。さらに、太陽光発電を搭載した住宅が10万棟を超えたという実績をベースに、住まい手の意識や光熱費に対する考え方を定量的に説明し、今後の住宅メーカーの役割など将来像を描く。

    講師プロフィール:
    1996年入社。関西を中心に住宅の設計業務を担当、一級建築士。2007年から(次世代)自給自足型住宅開発のプロジェクトにヘッドとして参画、第1弾HEMSを発売し、現テーマを推進中。 

  • 15:55~16:45

    資料33枚

    6.HEMSの市場確立と普及に向けた「HEMSアライアンス」の活動について

    HEMSアライアンス(東京電力 グループ事業部 部長)
    馬場 博幸

    KDDI、シャープ、ダイキン工業、東京電力、東芝、日本電気、パナソニック、日立製作所、三菱自動車工業、三菱電機の10社は、HEMS (Home Energy Management System) の市場確立と普及を目的として、共同検討体制 (HEMSアライアンス) を立ち上げた。今後、共同でHEMSおよびスマート家電普及の環境整備に関する検討を進める方針だ。同アライアンスの担当者が、活動の狙いと今後の取り組みについて解説する。

    講師プロフィール:
    1985年に東京工業大学大学院総合理工学研究科修了、同年に東京電力に入社。電力保安通信、電気通信事業、電力自由化等に従事し、現在に至る。

  • 16:50~17:40

    資料27枚

    7.節電が切り開くオフィスビルや家庭のスマート化

    NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティング本部 本部長 パートナー
    村岡 元司

    未曾有の大地震と引き続く原発事故は、これまでのエネルギー消費の常識を変えつつある。創エネ・蓄エネ・省エネに加えて、活発化するエネルギー情報の活用が、オフィスビルや家庭のスマート化を加速する。講演では、節電対応により加速するスマート化の現況と今後の可能性を探る。

    講師プロフィール:
    丸紅、日本総合研究所を経て01年6月よりNTTデータ経営研究所。環境エネルギー分野を中心に、温暖化対策・グリーンIT・スマートグリッド等のコンサルティングを提供