スマートシティ 関連コラム

2012年8月23日

【クラウドが支えるスマートシティ】スマートシティ実現に欠かせないIT

宇都 正哲、木村 淳、高橋 睦/野村総合研究所
出典:ITpro Magazine 2010年秋号  pp.12-21
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 環境に配慮したエネルギー効率の高い都市を実現するためには、ITが欠かせない。都市で発生する膨大かつ多様な情報をITでマネジメントするためだ。より重要なことは、それらの情報から、社会や住民生活に変革を促すような新たなサービスを生み出すことにある。

 世界中で都市の人口が急増している。国際連合の予測によれば、2050年には全世界の人口の約69%に当たる63億人が都市に居住すると見られている(図1)。新興国を中心に爆発的に増加する人口を農村部では支えきれないこと、人々が仕事やより良い生活を求めて移動することなどが、その要因だ。

図1●世界の人口予測

 人口集中の受け皿としての都市開発が盛んになっている。特にアジアやMENA(中東、北アフリカ)では、新規の都市開発計画が目白押しだ。ギリシャ危機などの影響から計画が停滞しているプロジェクトもあるが、人口増が背景にあるだけに、環境さえ整えば再開されると考えられる。

 日本では新規の都市開発は滅多にない。だが、世界規模では海外新興国を中心に非常に大きなマーケットになる。経済産業省・産業構造審議会は、世界の建設投資規模は2008年の約230兆円が2020年には約360兆円にまで伸びると見込んでいる(図2)。日本の国内需要が低迷するなかで、特に中国は一大市場になるとの期待が大きい。

図2●世界の建設投資額の予測(2008年と2020 年を比較)

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