スマートシティ 関連コラム

2012年9月27日

【決め手は位置情報】
[動かす]エンターテインメント性を有効活用

河合 基伸、高橋 史忠=日経エレクトロニクス、Phil Keys=シリコンバレー支局
出典:日経エレクトロニクス 2011年3月7日号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 位置情報は、SNSや“位置ゲー”だけでなく、農業や土木、気象予報に災害防止、さらには通勤などで利用する鉄道の安全運転にも貢献している。ここからは、人々の生活に浸透しつつある位置情報の最新事例を見ていこう。

 位置情報の利用が進む分野に焦点を当てて、最新の事例と今後の展望をまとめた。目的別にそれらの事例をまとめると、「動かす」「作る」「予測する」「守る」「運ぶ」という五つのキーワードが浮かび上がってくる。

 位置情報は人を動かす力を持つ。例えば、位置情報を利用したゲーム「コロニーな生活☆PLUS」(コロプラ)では、ゲームの進行に合わせてユーザーが積極的に移動を始める(図1)。それは、移動距離に応じて仮想通貨がもらえるからだ。仮想通貨はゲーム内のコロニー(集落)を育てるために利用する。コロニーの人口が増えれば、定期的にもらえる仮想通貨が増えたり、より価値のあるアイテムが入手できる仕組みになっている。

図1 移動距離を利用する
位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」は、移動距離に応じて仮想通貨「プラ」を発行し、コロニーを育てるゲームである。提携店舗に足を運んで商品を購入すると、カード「コロカ」を入手できる。

 コロプラでは、より積極的に人を動かすために、定期的にコロニーに“隕石”が落ちてくるようになっている。隕石がコロニーに落ちると、せっかく育てた街が破壊されてしまう。それを防ぐためには、実際に1km以上もユーザーが移動する必要があるのだ。

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