コンファレンス

S-10 日時:11/2(金)9:30~13:00 会場:パシフィコ横浜 会議センター 監修:日経エコロジー 有料

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専門セミナー(Professional seminar)

エネルギービジネスを変える太陽燃料技術
―ここまできた人工光合成、マグネシウム電池、藻類バイオマス

エネルギー資源小国 脱出へのロードマップ

人類が利用しているエネルギーの大部分は太陽が源だ。気流のエネルギーを電気に変換する風力発電や地球上の水循環を電気エネルギーに換える水力発電をはじめ、バイオマスや化石燃料なども太陽エネルギーに起源を求めることができる。

一方で、膨大な太陽エネルギーのほとんどはまだ未利用のままだ。限りない太陽エネルギーの利用の幅をいかに広げていくかは、今後のエネルギー・環境問題を克服するカギを握っていると言って過言ではない。

今、発電技術だけでなく、貯蔵や運搬も可能な「太陽燃料」に注目が集まっている。再生可能な太陽エネルギーを効率よく蓄えられれば、化石燃料に換わる無尽蔵のエネルギーを人類は手にすることになる。

セミナーでは、「人工光合成」「藻類バイオマス」「マグネシウム電池」という3つの太陽エネルギー変換・貯蔵技術に焦点を当て、実用化への道筋と産業へのインパクトを探っていく。

一般価格: 25,000円(税込み) 読者価格: 20,000円(税込み)

一般価格には、「日経エコロジー購読(1年間・12冊)」が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
日経エコロジー定期購読者の方は、「読者価格」でお申し込みいただけます。

  • 9:30~9:40

    【イントロダクション】

    次世代エネルギー貯蔵技術の意義

    日経BP社 日経エコロジー・プロデューサー

    中西 清隆

  • 9:45~10:45

    人工光合成―植物のメカニズムで光エネルギーを蓄積

    太陽エネルギー利用分野において、太陽電池や太陽熱利用、バイオマスに次ぐ第四の技術として人工光合成が注目されている。人工光合成反応の中でも光触媒や光電極を用いた水分解水素製造は非常に有望な技術と考えられているが、その現状と展望についてわかりやすく解説する。同グループは光触媒および光電極のどちらにおいても世界最高の太陽エネルギー変換効率を達成している。その詳細についても解説する。

    産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 太陽光エネルギー変換グループ グループ長

    佐山 和弘 氏

    研究歴・専門分野・主なテーマ
    1990年ー現在 半導体光電極による光エネルギー変換の研究開発に従事。
    1995年―現在 色素増感太陽電池の研究開発に従事。
    1997年―現在 半導体光触媒を用いた水分解水素製造の研究開発に従事。

  • 10:55~11:55

    実用化間近のマグネシウム電池とリサイクルシステム

    エネルギーを貯蔵・輸送するエネルギー通貨としてのマグネシウム(Mg)を用いた新エネルギー循環システムを提案した。Mgを酸素や水と反応させてエネルギーを取り出し、反応生成物の酸化マグネシウムを、太陽光や風力などを用いて、Mgに戻して再び使用できるようにして、エネルギーの貯蔵、輸送媒体とするアイデアである。まもなく実用化されるマグネシウム電池と、レーザーでこれを元に戻すシステムの現状を紹介する。

    東京工業大学 理工学研究科機械物理工学専攻 教授

    矢部 孝 氏

    東京工業大学・教授。新計算法の業績により、1999年に英国王立研究所創立200周年記念招待講演。マグネシウムと太陽光レーザーによる新エネルギーの研究は、2009年の米国TIME誌で、Heroes of the Environmentに選ばれた。

  • 12:00~13:00

    石油代替品としての藻類オイルの可能性 -運輸燃料から工業原料まで-

    藻類オイルの生産性の高さから世界中で研究・開発が加速している。藻類オイルには炭化水素や脂肪酸等が含まれる。これらはいずれもガソリンやケロシンに改質できるエネエルギー資源であるが、触媒クラッキングによって芳香族炭化水素、エチレン等の工業原料も製造することができる。藻類オイルの燃料及び工業原料としての諸外国の研究や我国の産業化に向けた取り組みについて、将来展望を含めて解説する。

    筑波大学大学院生命環境科学研究科 教授

    彼谷 邦光 氏

    専門は天然物有機化学。東北大学大学院環境化学研究科・教授を経て2009年から現職。藻類オイルの構造解析やオイル精製プロセス、オイルの利用法などの研究に従事。

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