コンファレンス

S-3 日時:10/30(火)14:00~17:30 会場:パシフィコ横浜 会議センター 監修:日経エレクトロニクス 有料

専門セミナー(Professional seminar)

太陽電池のポテンシャル、技術開発はどこまで進むか

結晶Si、CIS、有機薄膜、化合物多接合の最新動向

 2012年7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まったことで、太陽電池への注目度がこれまで以上に高まっている。日本における住宅用太陽電池システムの累計設置件数は100万件を突破し、最大出力は合計で約4GWに達した。産業用太陽電池システムでも、メガソーラーの建設計画が続々と発表になっている。

 この勢いを維持しながら、持続的な成長へと移行するには、太陽電池の技術的な進化が欠かせない。そこで本セッションでは、代表的ないくつかの方式の太陽電池について、今後の技術開発によって変換効率がどの程度高まるのか、コストがどこまで下げられるのか、それによってどのような未来を切り開くことができるのか、などを議論する。各講演は、現在主流の結晶Si型太陽電池、生産規模を急速に拡大するCIS系太陽電池、変換効率の伸びが著しい有機薄膜太陽電池、超高効率の化合物多接合型太陽電池のそれぞれの最前線で活躍する講師が担当する。

テキスト代(税込み) 4,200円
※ 当日配布したテキストを特別頒布します。
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※ テキスト冊子は、A4縦サイズ1ページに2コマ掲載のモノクロ両面印刷です。
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  • 資料34枚

    14:00~14:50

    HIT太陽電池の最新技術開発状況と今後の展開

    太陽電池はスマートグリッドに代表される環境関連分野での中核デバイスとして、その注目度は益々高まっている。シリコンヘテロ接合を用い、当社が開発・事業化したHIT太陽電池は高効率、優れた高温特性、両面発電可能等の特長で、シリコン結晶系太陽電池の中でも独自のポジションを築いている。本講演ではHIT太陽電池の最新技術開発成果、事業化の状況、並びに今後の展開について紹介する。

    パナソニックグループ エナジー社 ソーラービジネスユニット 総括部長

    木山 精一 氏

    1980年大阪大学大学院精密工学修士課程修了。同年三洋電機に入社。96年研究開発本部 電子材料研究部長、01年クリーンエナジー事業部技術部長、09年ソーラー事業部副事業部長を経て、12年より現職。工学博士。精密工学会フェロー会員。

  • 資料52枚

    14:50~15:40

    CIS技術及びCZTS技術における日本の技術力と市場競争力

    ソーラーフロンティアは、薄膜太陽電池では世界最大級の生産設備とMade-in-Japanを掲げるCIS系薄膜太陽電池の製造販売企業である。当社は薄膜系では世界最高の変換効率(現在、サブモジュール効率で17.8%、開口部面積819cm2、NEDOプロジェクト成果)を達成した製造技術をタイムリーに商業生産に移行している。また、気温や影の有無など、出力性能を左右する全ての外的条件を加味した「総合力」において、当社CIS系の優れた実力が市場でも理解されている。本講演では、今話題のCZTS系も含め、CIS系薄膜太陽電池に関する日本(すなわち、ソーラーフロンティア)の技術力と市場競争力について報告する。

    ソーラーフロンティア 執行役員技術戦略企画部長

    櫛屋 勝巳 氏

    ソーラーフロンティアの執行役員として、技術戦略企画部門を統括する。1978年に昭和シェル石油に入社。25年以上にわたり太陽電池事業、特にCIS系薄膜太陽電池の研究開発に携わる。NEDO委託研究開発のプロジェクトリーダーを経たのち、2009年より現職。2007年より東京大学の客員教授などを兼務。

  • 資料1枚

    15:50~16:40

    化学会社が手掛ける次世代太陽電池が果たす産業界への役割

    化学会社が手掛ける軽量・薄膜・フレキシブル太陽電池、有機太陽電池の夢の実現に向かって、太陽電池産業の現状について述べるとともに、先行して市場開拓を行っているアモルファスシリコン系フィルム基板型薄膜太陽電池の紹介と有機太陽電池を取り上げる。本講演の中で新規用途開拓の実際、Roll to Rollプロセスによる有機太陽電池の開発状況などについてお話しする。

    三菱ケミカルホールディングス OPV事業推進室長

    星島 時太郎 氏

    入社後、自動車用ゴム材料、炭素繊維、アルミナ繊維、土木建築材料といった新規事業立ち上げを経験し現在三菱化学で有機太陽電池の事業化を担当。

  • 資料なし

    16:40~17:30

    集光型太陽光発電+集熱コンバインドシステムによるエネルギー効率の向上

    スマートソーラーインターナショナルは、東京大学発のベンチャー企業である。太陽電池セルに光を集める集光システムの開発と生産を手掛けている。2011年6月には、三本木工場(宮城県大崎市)での生産をスタートした。搭載する化合物多接合型太陽電池セルの変換効率は業界トップレベルである。今後は、光と熱の両方を利用するシステムの開発にも注力する。昼間は太陽電池で発電し、夜間は蓄えておいた太陽熱を利用するといったことが可能になる。講演では、セル変換効率の向上のみならず、集光型によるトータル発電量の増加、加えて集熱によるエネルギー効率の更なる向上といった開発の取組みを紹介する。

    スマートソーラーインターナショナル 代表取締役

    富田 孝司 氏

    シャープにてソーラーシステム事業本部長、取締役、常務取締役等を歴任。 現在は東京大学先端科学技術研究センター特任教授を兼ねつつ、高効率太陽光 発電システムの事業化を行う東大発ベンチャー企業、スマートソーラーインター ナショナルの代表取締役を務める。

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