コンファレンス

S-9 日時:11/1(木)9:30~13:00 会場:パシフィコ横浜 会議センター 監修:日経エレクトロニクス 有料

専門セミナー(Professional seminar)

電池と配線が“消える”日

採用進むエネルギー・ハーベスティングの最新動向と注目技術

エネルギー・ハーベスティングに関する取り組みが加速している。エネルギー・ハーベスティングは“環境発電”とも呼ばれ、普段は捨てられてしまうような微小なエネルギーを電力に変換して有効活用しようというコンセプトだ。エネルギー源は、体温や歩行、太陽光や室内電灯、テレビや携帯電話機などの電波、日常生活や交通機関の振動/圧力など多種多様。

エネルギー・ハーベスティングの最大のウリは、この仕組みを導入した機器では、1次電池の交換や配線、メンテナンスといった手間が不要になることだ。既に、ビルの照明用スイッチでは欧州を中心に多くの採用事例がある。このスイッチは配線がないため、部屋のレイアウト変更などの際に、自由な場所に移動できるメリットもある。この他、配線が張り巡らされている自動車に適用すれば、大幅な軽量化とコスト削減が期待できる。

エネルギー・ハーベスティングの概念自体は目新しいものではない。だが、最近になって製品やサービスの仕上げられる土台が整ってきたという大きな変化がある。具体的には、電力変換素子の性能向上と、周辺部品の消費電力の大幅低減が同時に進んでいる。

今後、エネルギー・ハーベスティング技術をどのように活用して製品やサービスを展開していくべきか。本セッションでは、日本だけでなく海外の取り組みを含めた最新動向や注目技術を解説する他、ユーザー側の視点から期待する点や課題などを明確にする。

テキスト代(税込み) 4,200円
※ 当日配布したテキストを特別頒布します。
※ 在庫冊数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
※ テキスト冊子は、A4縦サイズ1ページに2コマ掲載のモノクロ両面印刷です。
※ この商品の返品はお受けできません。

  • 資料26枚

    9:30~10:20

    エネルギーハーベスティングの業界動向と実用化の展望

    エネルギーハーベスティングへの注目が我が国でも高まってきている。欧米に比べると事業化への動きは鈍いが、国内でも変化の兆しは見られるようになった。今後、エネルギーハーベスティング業界はどのように発展していくのか。 本講演では、国内外のエネルギーハーベスティング業界における最新動向を紹介するとともに、今後の実用化・普及のための技術面、市場面、政策面の課題、そして将来展望を述べる。

    NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティング本部 シニアスペシャリスト

    竹内 敬治 氏

    京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、三菱総合研究所などを経て2010年5月より現職。通信、エネルギー分野の調査研究・コンサルティング・開発プロジェクトに従事。エネルギーハーベスティングコンソーシアムを設立し、事務局を務める。

  • 資料47枚

    10:20~11:10

    EnOcean技術による電池・配線・メンテナンス不要なスイッチ及びセンサーとSmart Home/Smart Officeの実現

    EnOceanのエネルギーハーベスティング無線通信技術とその開発環境、EnOceanアライアンス等のエコシステムを説明します。その後、EnOceanのエネルギーハーベスティング無線技術の活用により実際に製品化されている電池・配線・メンテナンス不要のスイッチ及びセンサー等の製品及びデモを見て頂きながら説明します。また、これらの製品・アプリケーションや導入事例を紹介しながら、SmartHomeとビルオートメション化にどのように応用されているかを紹介します。

    EnOcean Alliance 日本支部代表

    板垣 一美 氏

    ドイツテレコムにて国内通信事業者との協業やアジア地区メーカとドイツテレコム向け携帯電話及びホームゲートウエイ等の開発を担当。EnOceanのエネルギーハーベスティング無線技術の国内での普及及び製品・アプリケーションの開発をサポートしながら、エネルギーハーベスティング製品の浸透・定着を目指している。

  • 11:10~11:20

    【休憩】

  • 資料41枚

    11:20~12:10

    ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)実用化に向けた異業種コラボによる「スマート化」への取り組み

    異業種の中で当社最大のパートナーである村田製作所とコラボレーションを組み、2011年2月から技術交流会を開催してきました。現在実証実験をしている3つの環境技術を紹介します。当社は2020年までにZEB実用化を掲げており、環境技術の「スマート化」を加速していきます。
    ①当社の掲げる目標「2020年までのZEB実用化」について
    ②異業種連携で生まれたZEBを支える環境技術
     ・自己発電型照明制御無線スイッチシステムの実用化に向けて
     ・無線通信技術と電源制御技術によるタスク&アンビエント照明システムの導入
     ・室内CO2濃度を最適制御する省エネ換気システムの実証実験について

    戸田建設 環境事業推進室 企画管理課 課長

    森 一紘 氏

    本社社長直轄部門として、環境事業を企画・管理していく部署に所属しています。また各事業本部を横断する機動的な組織として、環境戦略委員会を3年前に設立し、その事務局長も兼任しており、現在環境戦略を推進しています。

  • 資料58枚

    12:10~13:00

    エネルギーハーベスティングの自動車への応用

    エネルギーハーベスティングの自動車への適用が期待されている。しかしながら自動車に適用するためにはコストのみならず、環境条件など満足すべき条件が多い。自動車視点での必要条件を実際に即して説明するとともに、適用を目指して開発している案件の紹介もおこなう。具体的にはボルボグループでのスイッチのワイヤレス化や廃熱回収について説明する。

    ボルボテクノロジー・ジャパン 代表取締役

    外村 博史 氏

    元日産自動車の研究者。研究成果が商品化された例はマルチリンクサスペンションやマーチのe-4WDなど。その後UDトラックス株式会社で企画などを担当し、2012年3月よりボルボグループの日本研究拠点を設立、現在に至る。

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