主催者のご挨拶 ―― Greeting
JIIMAは今年、JIIMAビジョン2016「安心で社会生産性の高い電子文書情報社会の構築を目指して」を成案しました。これに基づき信頼性向上プロジェクトや認証委員会、電帳法スキャナー保存ソフト法的要件認証審査委員会、BPO委員会も新たにスタートし、各委員会も始動し始め、近い将来、次つぎと成果が生まれることが期待されます。
また昨年大幅規制緩和が実現したe-文書法スキャナー保存も、今年はさらにスマホ等による領収書記録の要件が追加規制緩和され、その利用がさらに拡大しようとしています。また電子契約や電子取引の世界も広がってきており、熊本地震発生に伴い災害対策BPPOも関心を呼んでいます。
このような電子化の動きは、利用企業に効率化、コストダウン、情報共有、コンプライアンス効果をもたらし、電子文書社会の構築を加速するとともに、業界にとっては新たなビジネスチャンスをもたらします。
第54回目の開催となるeドキュメントJAPAN2016は、フォーラム会場でこのような時代の動きを反映した文書情報マネジメントの活用事例やナレッジを各分野の有識者や専門家からご説明し、展示場では参加企業により、その最新の機材やシステムを展示・説明します。
文書情報マネジメントがますます重要視される今、最新のソリューションを体験していただきたく、より多くの皆様のご参加をお待ちしています。