センス・オブ・ワンダー ナイト
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センス・オブ・ワンダー ナイト(SOWN)とは
「センス・オブ・ワンダー ナイト 2020(SOWN2020)」は、"見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚"=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすようなゲームのアイデアを発掘し、ゲーム開発者に東京ゲームショウ会場でプレゼンテーションと展示の機会を提供する企画として、今年で13回目の開催を迎えます。
2019年はインディーゲームコーナー出展者として採択された86団体・個人の中からSOWNの選考を行いました。その結果、4ヵ国・地域、8組のファイナリストがプレゼンテーションしました。国別の内訳は日本から4作品、米国から2組、中国とポーランドからそれぞれ1組が登壇しました。会場には約400人が来場。参加者は独創的なゲームやユニークなプレゼンに対してスマイルハンマーで応答し、インタラクティブな盛り上がりを見せました。
最後に"Grand Audience Award" "Best Technological Game Award" "Best Arts Award" "Best Experimental Game Award" "Best Game Design Award" "Best Presentation Award"が表彰され、盛況のうちに終了しました。イベント終了後には<インターナショナル・パーティー+インディー・ナイト>で交流を楽しみました。
SOWNにエントリーするには、最初にインディー「選考出展」(無料)に応募する必要があります。選考委員会メンバーによる選考が行われ、合格者に「選考出展」(無料)に出展する資格が与えられます。再び選考委員会にて、合格者の中からSOWNに登壇できるファイナリストを選定します。
「センス・オブ・ワンダー ナイト 2020」プレゼンテーション概要
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開催日
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2020年9月25日(金) (17:00~19:00)を予定
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会場
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東京都内で開催し、オンラインで中継する予定
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賞金
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大賞(Grand Audience Award) 3,000 USドル
各賞(Best Game Design Award, 他) 500 USドル
当日のプレゼンテーションについてと注意事項
・ 登壇者はインディー「選考出展」への出展が前提となります。
・ 登壇者には、約10分間のプレゼンテーションの時間を提供します。制限時間内にゲームのデモやプレゼンテーションを行ってください。(日本語⇔英語の同時通訳があります)
・ 海外および遠隔地のファイナリストは、オンラインでプレゼンテーションを行うか、あらかじめ制作したプレゼンテーション動画を発表する形でご参加いただく予定です。
・ プレゼンテーションは動画配信し、応募内容(ゲーム概要)についてもTGS2020 ONLINEで公開します。
SOWNの目的
● 実験的で、創造的な、ゲームデザインやアイデアを含んだゲームを紹介すること
● ゲームにおける「センス・オブ・ワンダー」の重要性を紹介し、ゲーム産業の活性化を図ること
● 実験的なゲームを開発している人たちに、将来へのチャンスの場を提供すること
● ゲームデザインに新しい領域を作り出していくこと
発表を期待されているのは、プロトタイプのデモや、実験的な要素を持った発売済もしくは発売予定のゲーム、変なことを思いついた学生が開発したゲームといったものです。
プロやアマチュアといった区別もまったくありません。
小さなベンチャー企業のゲームや、一人で開発しているような同人ゲームの応募も歓迎します。
もし、「センス・オブ・ワンダー」を引き起こせるようなゲームを発表したいと思われるなら、エントリー方法をご確認のうえ、ご応募下さい。
重 要
「センス・オブ・ワンダー ナイト」は、Game Developers Conferenceで、2001年に始まった「Experimental Gameplay Workshop」から、多くのインスピレーションを受けています。このワークショップを成功させてきた多くの関係者ならびに友人達に、感謝の意を表します
SOWNでは以下の5つの項目のいずれかにあてはまるゲームのエントリーを募集します!
● 実験的で、創造的な、ゲームデザインやアイデアを含んだゲームを紹介すること
これまで見たことのないような新しいゲーム体験を形作っているゲーム
自然言語処理、物理演算、画像認識、ジェスチャーコントロールなど、これまで利用されてこなかった技術をうまくゲームに応用した新しい種類の体験を提供するゲーム
ゲームという常識を揺さぶってしまうようなゲーム
ゲームの体験を通じて、プレイ後には、世界がちょっと変わって見えてしまうようなゲームそのものの新しい表現方法を模索しているようなゲーム
創発的な要素を持っているようなゲーム
AIの相互作用や、ツール的な要素や、ソーシャル性といった要素を持たせることによってユーザーの活動自体をゲームが巻き込んでしまうようなゲーム
多くの人が今すぐプレイしたいという感銘を与えられるゲーム
新しい体験を誰もが自分自身も体験したいと考え、そのために手元にとどめておきたいと思わず感じさせてしまうようなゲーム
とにかくなんだか訳が分からないけれど、すごいもの
とにかく観た瞬間に「これはスゴイ・・・」と感銘を与えられるゲーム
SOWNが対象としないゲーム
ゲームそのものに必ずしも関係ない要素が中心となっているもの
ゲームそのものに必ずしも関係ない要素が中心となっているもの
これまでになかったバックグラウンドの設定やシチュエーション、キャラクターデザイン、グラフィック、ストーリー、オーディオといったゲームを構成する一要素が驚きの中心である場合
すでに存在しているジャンルやそれを単に混ぜたりしたことで生み出された新ジャンル
ただし、それにもかかわらず、本当に新しいゲーム体験を作り出している場合は除きます
特定の客層だけをターゲットにしていることが新しい理由である場合
女性のためだけのゲームや、老人向けといったもの。ただし、それでも多くの人が感銘を受けるようなものの場合は除きます
ゲームプレイに影響を与えない、純技術的イノベーション、実験的ビジネスモデル、流通のメカニズム
それらを完全に排除するものではありませんが、ゲーム体験に直接かつ明快に変えることが明らかになっている必要があります
審査員
(近日公開)