専門カンファレンスは計測と制御から応用分野にいたる最新の技術トレンドを紹介します。
事前申し込みは終了しました。
当日申込をご希望の方は、当日講演会場前受付に直接お越しください。
受講料(税込)当日:10,000円
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お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
11月17日(木)11月18日(金)
C1
専門カンファレンス1
会議棟609号室
11月17日(木) 10:30-12:30
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エネルギー新時代の国際標準
1.ISO50001の認証取得とこれからの企業のエネルギー管理
大日本スクリーン製造株式会社
ビジネス サービスセンター
総務グループ
環境安全推進部 部長
西原 敏明 氏
大日本スクリーン製造はエネルギー・マネジメントの新しい国際規格であるISO50001に早くから取り組み、2010年7月には国際規格案(DIS)の段階で世界初の認証を取得した。ISO50001は2011年6月に国際規格として発行され、日本では東日本大震災以降、節電管理の面からも注目が高まっている。本講演では、同社で認証取得のリーダーとして活動してきた西原氏が、1)従来のエネルギー管理体制の概要と課題、2)エネルギー・マネジメントの強化に向けた取り組み、3)改正省エネ法・温対法への対応とISO50001への対応をどのように両立させているか、4)社内で円滑に対策を進めていくためのポイント、5)今後のエネルギー管理の取り組み、などについて解説する。
2.スマート・ネットワークを実現するローパワー無線技術「WiSUN」
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
ワイヤレスネットワーク研究所
スマートワイヤレス研究室 室長
原田 博司 氏
NICTでは、家庭や事業所、工場などの省エネルギー実現に向けた低消費電力の無線ネットワーク技術の研究開発を進めている。中でも、米IEEE802委員会において、スマートメーターやM2M機器に向けた低消費電力の無線通信規格「IEEE802.15.4e/4g」(WiSUN:wireless smart utility network)の策定を、主導的に進めている。本講演では規格策定の狙いや、内容について解説する。
C2
専門カンファレンス2
会議棟610号室
11月17日(木) 10:30-12:30
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ヒューマンセントリックな計測技術
1.人の感性に近いメカ動作音自動検査システムの開発
株式会社パイオニアFA
技術部技術3課 課長
尾川 謙一 氏
品質に対するグローバルで高度化する要求に応えるために開発した車載用CDチェンジャーメカの動作音検査システムについて概要を解説するとともに、波形判定システムとしての応用展開事例を紹介し、現状では人に頼っている検査の今後を展望します。
2.人の呼気や野菜の香りを非破壊分析できる
高感度ガス分析装置(ブレスマス)
独立行政法人日本原子力研究開発機構
産学連携推進部 産学連携コーディネータ(工学博士)
阿部 哲也 氏
高感度ガス分析装置(ブレスマス)は、対象物の微量放出ガス成分を短時間・非破壊状態で分析することができる。大気圧の試料ガスをブレスマスの超高真空空間へ導入し、四重極質量分析計により、計測時間約10秒(分子量1~200)、感度~100ppbでガス成分を測定する。野菜の香り測定、呼気分析への適用例を中心に講演する。
C3
専門カンファレンス3
会議棟609号室
11月18日(金) 10:30-12:30
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電力危機と新しいエネルギー利用技術
1.次世代エネルギーネットワークにおけるガス事業者の役割
東京ガス株式会社
総合企画部
スマートエネルギーネットワーク推進室室長
笹山 晋一 氏
低炭素社会の実現やエネルギーセキュリティの確保のための強靭な需給構造の構築に向け、供給・需要一体となった最適化や、電力だけでなく熱・再生可能エネルギー・未利用エネルギー等、分散型エネルギーシステムも組み合わせたベストミックスを実現する「スマートエネルギーネットワーク」について紹介する。
2.コンビニエンスストア全国チェーンにおける
統合エネルギーマネジメント
~人工知能を活用した最適エネルギー制御~
東京大学 生産技術研究所 特任研究員
馬郡 文平 氏
人工知能を活用した最適エネルギーアルゴリズムをインターネットを介した省エネルギー・節電の遠隔自動制御システムにより実現した。大手コンビニエンスストア・全国チェーンであるローソンや横浜市公共施設及び民間施設、第一生命保険などに納入した。(協力:株式会社エービル)これらは、視える化による次世代技術として、スマートグリッドを先取りした試みである。このほか、東京大学「理想の教育棟」で竣工した最新のゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)における適用事例にも触れる。
C4
専門カンファレンス4
会議棟610号室
11月18日(金) 10:30-12:30
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電子計測技術の最前線
1.ミックストシグナルSOCテスト技術の動向と最近の研究成果
群馬大学 大学院
工学研究科 電気電子工学専攻 教授
小林 春夫 氏
LSI技術の進展とともにテスト・コストの削減が大きな課題となりつつある。中でもミックストシグナルSOCのアナログ、RF回路部のテストは技術的に難しく、さまざまな研究が行われている。本講演では、まずこの分野の動向をレビューし、続いて講演者と産業界との共同研究成果を紹介する。ミックストシグナルSOCではAD変換器がそのキーコンポーネントだが、その低コスト・適正品質のテストのために、任意波形発生器もしくはSOC内のDSPとDA変換器を用いて、低歪み正弦波・2トーン信号を発生させるいくつかの方式と、実測による検証について解説する。これらは歪成分を信号帯域外に移動させる技術であり、歪成形(ディストーション・シェーピング)と呼ぶことができる新しい概念である。
2.ネットワーク・アナライザによる高周波RF信号の測定
神奈川工科大学
電気電子情報工学科 教授
小室 貴紀 氏
ベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)は完成度が高く、応用範囲が広い測定器だが、スペクトラム・アナライザやオシロスコープと比較するとまだ認知度が低く、広い範囲で使われているとは言えない。本講演では、アジレント・テクノロジー出身で最新電子計測技術に詳しい小室氏が、VNAを便利で身近な測定器として使いこなせるように、原理から応用まで幅広く解説する。特に、携帯機器の開発で重要となるアナログの受動回路の測定について詳しく説明する。
※講演内容、講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。