Cooperation by:International Game Developers Association Japan Chapter(IDGA Japan)
SENSE OF WONDER NIGHT 2016
Advanced Maka Dai Shogi
Osaka Electro-Communication University
Department of Digital Games Takami Lab. 〔Japan〕
- 2: How much time did you spend working on the game?
- ゲーム作品自体の制作期間は約2年です。ただ、摩訶大将棋のルールは、古文書の解読と、その解読結果を検証するテストプレイを経て成立しています。これらの時間も合わせますと、だいたい5年ぐらいになります。
- 3: How did you come up with the concept?
- 摩訶大将棋は古文書の記述どおりに復刻されており、新しいアイデアやルールの追加はありません。平安時代に指された大型将棋を今そのままに対局してみたいというのが当初からの気持ちでした。
- 4: What development tools did you use?
- Adobe Flash Builder 4.x を使っています。
- 6: What is your goal as a game developer?
- 現代のゲーム開発の趨勢とはかけ離れているのですが、研究室としての目標は、ひとりでゲーム全体を作ることのできるような技術と技芸を磨くことです。プログラミング、デザイン、サウンド、プランニングの全部をひとりで受け持ってゲーム制作を完遂することができたらと思っています。絵画や小説がそうであるように、ひとりの芸術家が単独で創作するアートとしてのゲーム作品を作ってみたいです。
- 7: Please write a message to future SOWN attendees regarding your expectation and feeling about being selected to be a finalist.
- ファイナリストに選ばれましたこと、研究室一同大変喜んでいます。また、摩訶大将棋を多くの皆さんにお伝えできることも大変に有難く思っております。是非とも摩訶大将棋を味わっていただき、平安時代にもすばらしいゲームクリエイターがいたことを実感していただけたらと思います。古文書の解読のことや、摩訶大将棋の復刻のあれこれも全部お伝えしたいのですが、SOWNのプレゼン時間では全然足りません。是非インディーゲームコーナーの方にもお立ち寄り下さいませ。
※Presenters are subject to change.